愛知東邦大学

AICHI TOHO UNIVERSITYTOHO Stories

教職課程(教育学部)

2つの免許取得で幅広い進路選択を

学び2023.05.29

教育学部子ども発達学科 2021年度入学

唐木 岳大

学内イベントの時にお会いし、インタビューさせていただいた唐木さん。
子どもと関わる仕事に就くために様々な経験を積んでいます。

将来と学部での学び

―教育学部に所属しているとのことですが、将来はどのように考えていますか?
今、小学校教諭の免許と幼稚園教諭の免許が取得できる、初等教育コースを選択しています。
その2つのうちどちらの道に進もうか迷っている最中です・・・。

―なるほど・・・!それは入学当初からですか?
元々は小学校の教員志望で入学をしました。
授業で学んでいるうちに幼稚園教諭にも魅力を感じたことや、6つ下の弟がいるため昔から子どもと関わることが好きで、幼稚園教諭も良いなと!
卒業したら、保育士資格も取得しようと思っています。

―進路先の幅が広がりそうですね。学部での学びはどうですか?
印象に残っている授業は新實先生の「幼児と造形表現」です。
3・4人のグループごとに造形に関する模擬授業を行いました。
私たちのグループは食育をテーマに動物が色々なものを食べる工作を行いました。
模擬授業の経験は初めてだったため、児童役の学生にどんな言葉がけをすれば良いのか、どのように進行していくのかが難しかったですね。

―確かに、難しそうです
でも、後から楽しかったよ!と声をかけてもらえて嬉しかったです。
他のグループの模擬授業も興味深く、印象に残っています。

―他にはどうでしょう?
伊藤数馬先生の「専門スポーツ実習」です。
バドミントンや卓球、フットサルなどを行いました。
自由選択科目(資格取得等に関係なく自由に選べる科目)だったため、幼児教育コースの学生や他学部の学生も多く、スポーツを通して色々な学生とコミュニケーションが取れました。

【写真:造形の授業で作った作品】

詳しくはこちら
「専門スポーツ実習」を担当している伊藤先生の動画

学内と学外の取り組み

―1年を通しての活動を報告する学内イベント「地域と連携した授業・活動報告会」にも参加されていましたね
堀篤実先生のゼミに所属しており、ゼミの活動について報告しました。
ハイフレックス型(オンライン・対面同時実施)での開催で、発表者として当日は発表を行いました。

―どんな内容を発表しましたか?
子どもと自然をテーマに活動した1年だったため、それをまとめました。
モリコロパークにある「もりの学舎」で体験型プログラムを経験したことや、SDGs AICHI EXPO 2022で松ぼっくりけん玉の体験コーナーを開いたこと、大学に隣接している平和公園へ出向いてフィールドワークを行ったことなどを話しました。

―内容が盛りだくさんですね!
そうですね。
特に思い出に残っているのは「SDGs」の普及と浸透を図るイベント、SDGs AICHI EXPO 2022です。
自然の活用を目的とした、松ぼっくりけん玉はブースに子どもたちがたくさん集まってくれました。
これが好評だったため、大学祭でも子ども向けにブースを設置しました。
様々な年齢の子どもたちと出会えて、実習などでは味わえない良い経験となりました!

ー学外での活動はなにかされていますか?
先生からの紹介で、保育園でアルバイトをしています。
子どもたちがお昼寝の時間に清掃を行うことや、自由時間に子どもと遊ぶのが主な仕事です。
実習の時よりも良い意味で肩の力を抜きながら、子どもたちと楽しむぞ!を第一優先で取り組んでいます。
あとは、名古屋市の取り組み「土曜学習いきいきサポーター」にも参加しました。

―土曜学習いきいきサポーター?
名古屋市では市立小学校で「名古屋土曜学習プログラム」を行っています。
様々な小学校で講師の方を招いて行われます。いきいきサポーターはその活動の補助をします。

―面白そうです!
地域の企業の方が来て職業紹介を行ったり、大きな風船を用いてエクササイズを実践したり、紙飛行機を作って飛ばしたり・・・
小学生の目がキラキラする瞬間がとても印象に残っています。
当たり前ですが、1年生と6年生の児童は体格も考え方も、コミュニケーションの取り方も全く違います。
それぞれの年齢に合わせた接し方を模索できたことは大きな学びになりました。

【写真】地域と連携した授業・活動報告会で発表する唐木さん

詳しくはこちら
名古屋土曜学習プログラム

等身大の自分で理想の自分へ

―まもなく実習ですね
はい、同級生を見ていても空気が去年とは違い、緊張感があります。
幼稚園実習は初めてのため、楽しみな気持ちもありますが当然不安も大きいです。
身体を動かすことが好きなので、子どもたちと共に楽しめたらと思っています。
限られた時間の中でたくさん吸収できるよう、自分なりに一生懸命頑張ります!

―どんな先生をめざしたいですか?
子どもたちから慕われる先生になりたいです。
子どもたちが過ごす日々は、その後の成長に大きく影響していきます。
責任感を持ちながら等身大の自分で接していきたいです!

【写真:休み時間に友だちと過ごしている様子】

詳しくはこちら
教育学部の学び

関連記事

トップに戻る

Instagram LINE You Tube