AICHI TOHO UNIVERSITYTOHO Stories
教職課程(人間健康学部)
生徒の心に寄り添う保健体育教員へ
学び/2021.06.14
人間健康学部人間健康学科 2018年度入学
岩室 佑汰
人間健康学部で保健体育教員をめざしている岩室さん。
めざすきっかけや、大学ならではの授業や試験対策について話してもらいました。
保健体育教員をめざそうと決意した時
―人間健康学部では主になにを学んでいますか?
夢は保健体育教員になること。教員免許の取得ができるため、人間健康学部で日々学んでいます。
―保健体育教員をめざそうと思ったきっかけは?
自分が中・高校生の時、思春期というのもあり先生の指導に疑問を感じることが多々ありました。
そんな私の考えを変えたのは、当時の担任の先生との出会い。
生徒に非があっても、きちんと本人の話を最後まで聞いて改善点やアドバイスをしてくれる先生でした。
心身共に一番成長する時期に生徒に寄り添うということは素敵なことだと感じ、教員という職業を意識し始めました。
―進路を決める時に悩んだことはありますか?
身体の健康に関わる仕事がしたいというのは決まっていたのですが、
保健体育教員か柔道整復師か・・・専門学校か大学か・・・ということも悩んでいました。
その時、陸上部で部長を務めており下級生に指導することの難しさを感じ、自分なりに試行錯誤しました。
最初は大変でしたが、いつの間にか人に教えること、伝えることを面白いと感じる自分がいました。
そして、周りからも「先生に向いているのでは?」と言われたことや、
先ほど出てきた先生のようになりたいという想いから保健体育教員になろう!と決断しました。
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1人1人と同じ目線に立つことがめざす教員像への第一歩
―印象に残っている授業はありますか?
「保健体育教育法」です。学生が授業内容を考え、教員になったと仮定し授業を進めていくアウトプット型授業です。
私は得意な陸上競技を生徒役の学生に指導。
自分にとって当たり前にできることが、そうではないことを知り同じ目線に立つことの大切さを学びました。
始めは緊張していましたが、今まで学んできたことを活かしたおかげで
生徒役の学生みんなが楽しく授業を受けてくれたので自分に自信が付きました!
―逆に「保健体育教育法」で他の学生の授業を受けてみてどうでしたか?
深く考えすぎず、生徒の気持ちで受けていたためか
とっても楽しいと思える授業と正直退屈な授業もありました(笑)
中でも、「今日は〇〇を達成しよう!」というような授業の目標をはっきり定めて、
1人1人を見ている学生の授業は面白く時間が経つのがあっという間で自分も参考にしたいと思いました。
―保健体育教員コース以外の授業を受講したことはありますか?
スポーツトレーナーコースのトレーニング実習を受講しました。
ウェイトトレーニングをはじめとした体つくりを実践。
教員になった際には部活の顧問も経験したいため、役立てられる知識を学べました。
なりたい将来像を具体的にすることで、必要な学びも見えてきます。
また、「総合野外活動実習」ではスキー合宿へ行き学内で他コースの学生とも親しくなりました。
普段とは違う学びは刺激的で楽しい思い出になりました!
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仲間と共に採用試験の対策に励む日々
―教員採用試験のため、対策は行っていますか?
2年生から本格的に勉強をはじめました。
体育教員志望の学生数名が週に何度か上田裕司先生の研究室に集まり、
問題集を解くなどの具体的な対策をすることはもちろん、
例えば「いじめや体罰について」話し合い、教員になることへの意識作りもしています。
―採用試験への意気込みをどうぞ!
採用試験が近づいてきて当然、焦りもあります。
仲間が自分よりも頑張っているように見えることもあります。
自分1人では勉強を継続することはとても大変ですが、仲間と共に励まし合いながら最後まで頑張ります!
―これを見ている高校生の方へ一言お願いします
まずは、自分の夢を明確にすることが大切です。
特に目的や目標がないまま入学してしまうと、ただこなしていくだけの授業になってしまいます。
同じ時間を過ごすならば、こうなりたいという理想に向けて頑張る姿勢がとても大切だと思っています!
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