愛知東邦大学

AICHI TOHO UNIVERSITYTOHO Stories

東邦STEP

市役所のインターンを終えて

学び2022.09.21

人間健康学部人間健康学科 2020年度入学

尾藤 遼弥

将来の目標が市役所職員という尾藤さん。
目標に向けてこれまで取り組んできたこと、そしてこれからの意気込みなど、様々なお話を聞くことができました。

愛知東邦大学への入学と東邦STEP

―尾藤さん、本日はよろしくお願いします。突然の依頼だったと思いますが、快く引き受けていただいてありがとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします。声をかけていただいた時は、自分でも驚きました。TOHO StoriesのWebサイトも見たことがあります。こんな自分でも良いのかなぁという思いで、少し恐縮しています。

―いえいえ、尾藤さんにお話を聞かせてもらいたいと思っていました。飾らずに等身大の自分で大丈夫なので、よろしくお願いしますね。それでは早速ですが、一つ教えてください。地元が岐阜県だと思いますが、愛知東邦大学への進学を決めた理由について教えてもらえますか?
はい、将来の目標について高校生の頃に考えていたことがありました。色々と考えていく中で、地元で働きたい、防災や災害に関することに興味がある、そして地域に貢献したいと思い、それらのことが地元の市役所職員であればできるのではないかと思っていました。そんな時に、愛知東邦大学のオープンキャンパスに参加をして、東邦STEPのことを知りました。他の大学でも採用試験対策をやっているところはありましたが、低学年から取り組めること、希望していた人間健康学部で興味のある災害や防災について学べることに大きな魅力を感じ、入学したいと思ったことが理由です。

―高校生の頃から具体的な目標を持てるというのはすごいですね。入学理由にもなった東邦STEPでは公務員採用試験の勉強をしていると思います。どのように取り組まれていますか?
東邦STEPでは大体週に2回の授業があります。そして自宅では主に復習に取り組んでいます。東邦STEPの勉強は本当に大変です。毎日コツコツと勉強することが求められるのですが、それが本当に難しいです。気が緩むことがこれまで何度もありました。継続することの難しさを改めて感じています。

―何かを継続していくことは難しいですよね。続けてきて良かったことはありますか?
やっていて楽しいこと、やりがいを感じることもたくさんあります。
一つは同じ目標を持った仲間ができたことです。公務員採用試験という同じ目標を持ち、一緒に努力ができる。そういった仲間と出会えたことは一番の喜びですね。
もう一つは最初のころはできなかった問題が、コツコツと努力をすることによって、しっかりと理解して分かるようになることです。自分に力が付いてきたと実感することができます。
(写真:努力を重ねる尾藤さん)


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東邦STEPのプログラム

努力を継続できる理由

―継続することの難しさ、という話がありました。入学してから3年間弱、尾藤さんが東邦STEPを継続できた理由は何かありますか?
そうですね・・・、理由としては大きく3つあります。
一つ目は、自分には地元の市役所職員になるという目標があることです。目標があるから頑張れています。
二つ目は、大学1年次に東邦STEPでファイナンシャル・プランナーという国家資格に合格できたことです。資格試験の勉強を経験することで、勉強する習慣が身につきましたし、結果が出たことで自信にもなりました。大変な勉強ではありましたが、結果が出たことで達成感も感じられたのだと思います。
最後は、一つ目にも重なりますが、目標に向けた自分のための勉強だからです。正直高校生までは、周りから「やりなさい」と言われて取り組んだ「やならなくてはいけない」勉強だったと思います。今はそうではなくて、自分の目標のために自分からやる勉強です。だから、大変でも続けることができていると思います。

―勉強のスケジュールはどうでしょうか。例えば1日の勉強時間など教えてください。
大学の授業がある日とない日とで変わってきます。
授業がある日は、大学で授業をもちろん受けます。大学の授業が終わって、自宅で約2~3時間勉強しています。
大学が休みの時は、午前中に1~2時間、午後に2~3時間くらい時間をとって勉強しています。自宅での勉強は東邦STEPの授業で教えてもらったことの復習がメインです。問題集を繰り返し解いたりしています。
今のおおよそな勉強スケジュールはこんな感じです。もちろん日によって異なることもありますし、勉強しないで遊びに行く日もあります。大事なことはコツコツと止まらずに進んでいくことだと思っています。
(写真:取り組んでいるテキスト)


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東邦STEPの講師陣は「資格の学校TAC」と連携

インターンシップで学んだこと

―市役所にインターンシップに行かれたと聞きました。インターンシップに参加しようと思ったきっかけなどを教えてもらえますか?
市役所はどんな雰囲気で、どんな仕事をしているのかなどの具体的なことを知りたいと思っていました。希望する市でインターンシップを募集していたので、“これだ”と思って、学生・キャリア支援課の職員の方にも協力してもらいながら応募しました。

―インターンシップの感想を教えてもらえますか?
一番の感想は、“楽しかった”ということです。期間は1週間だけでしたが、事務仕事だけではなく、市役所内や町内を色々と回り、様々な施設も見させてもらいました。他にも職員の方々がすごく優しくて、参加して本当に良かったと思っています。モチベーションがこれまで以上に上がりました。

―それはよかったです!色々と経験されたと思いますが、その中でも特に印象に残っていることはありますか?
本当に色々と体験させてもらいましたが、市の中でも過疎と呼ばれる地域に愛知県から移住をしてきた方と話をさせていただく機会があったことでしょうか。その方は、この地域に大きな魅力を感じて移住されたようなのですが、その理由を聞かせていただくことで、私自身も改めて市の魅力について考えることができました。その方は、今は地域おこしに関する活動もされており、行政もその活動をサポートしています。私もこういった活動に携わることができればなと思いました。

―ありがとうございます。それでは、最後にこの記事を読んでいる後輩に向けてメッセージをもらえますでしょうか。
はい。目標を持って、それに向かって全力で取り組むこと、努力を積み重ねることが大事だと思います。今は目標がない人でも、大学生になったら、インターンシップやボランティア、ゼミ活動といった様々な体験を通じて、多くのことにチャレンジができます。そこで自己分析し、目標を見つけてもらえたらと思います。そして、その目標に向かって、継続的に取り組んでほしいですね。

―本日は色々とお話をさせていただき、ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
(写真:インターンの相談をした職員の久保さんと)


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