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授業(教育学部)
実践を通じて、着実に保育士・幼稚園教諭の道へ
学び/2022.12.13
教育学部 子ども発達学科 2019年度入学
大野 文也
大学に入ってから始めたピアノも習得し、着実に保育士・幼稚園教諭の道に進んでいる大野君。
教育学部でのサービス・ラーニングや、絵本の読み聞かせコンクール、自分が卒園した幼稚園でのアルバイトなど、実践を通じて学んでいる姿が印象的でした。
是非、ご覧ください。
保育士・幼稚園教諭をめざしたきっかけ
―まずは、大野君が保育士・幼稚園教諭をめざしたきっかけを教えてください。
きっかけは、中学校の家庭科の授業で保育園に行ったことがきっかけです。
―なるほど。詳しく教えてもらえませんか?
保育園に行った時に、自分たちで考えて子どもたちと工作をして遊ぼうとなったんですが、工作を行う上で、子どもたちに分かりやすく伝えることが難しくてなかなかうまくいきませんでした。
その時に、保育士の方が「折り紙を半分に折って」といってもなかなか伝わらないので、「折り紙の重ね合わせる部分に星印を書いて、その星印を合わせて」と伝えていたことに、すごいと思ったことを覚えています。
その出来事がきっかけになっていると思います。
―鮮明に覚えてますね。それだけ印象深かったんでしょうね。そこからは保育士まっしぐらといったかたちですか?
いえ、実は高校生の時はあれこれ迷っていました…。
色々と考えた結果、進学を決める時にやっぱり保育士になりたなと思って決めました。
いざ、大学へ入学
―大学に入学してからの様子を教えてください。
コロナの影響でオンライン授業もあって、不慣れな点がありました。
あと、ピアノがそれまでに触ったことがなく、大学に入学してから始めたので最初は必死でしたね…。
―ピアノは高校生からも、「触ったことがないですが大丈夫ですか?」とよく聞かれますが、実際はどうですか?
そうですね。
最初は必死でしたが、今は楽譜を渡されれば簡単なものは弾けるようになりました。
バイエルという教則本を元に、練習をしていけばピアノの基礎を身に付けることができました。
私の場合、週4~5回で1回2~3時間練習をして、1年間ぐらいで簡単なものは弾けるようになりましたよ。
大学からでも弾けるようになるので、大丈夫だと思います。
―なるほど。参考になりました!その他、1年生の時の印象を教えてください。
1年生の時は、サービス・ラーニングという授業があって、それが印象に残っています。
幼稚園の父親参観の見学や小学校の運動会のお手伝い、モリコロパークの児童館のお手伝いなどにいきました。
後は、2年生の実習に向けて準備をしていました。
早く行きたくてワクワクしていました。
ピアノも弾けるようになってきてからは、「子どもの前で弾いたらどうなるんだろう?」と思って、ワクワクしていました。
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実践を積み重ねる日々
―先ほどは、1年生の時のことをお聞きしましたが、これまでで一番印象に残っていることはありますか?
今までで一番印象に残っていることは、3年生最後に行った総合表現技術の授業です。
みんなで話し合って、オリジナルの劇を作り、発表まで行いました。
―すごいですね。どんな劇を作ったんですか?
私たちは、三匹の子豚のその後の物語を作って、それを劇にしました。
子どもたちにとって、学びのあるものにしたいと思って物語を作りました。
実際に、役を決めて、セリフを考え、小道具も作りました。
最後にみんなの前で発表したことが印象に残っています。
―実践が伴うものは楽しいですね。そういえば絵本のコンクールにも出たり、幼稚園でもアルバイトをしているようですね。
そうです。
学内で行われた「読み聞かせコンクール」に出て、賞をいただきました。
「読み聞かせコンクール」は、自分で好きな絵本を選んでその本の読み聞かせを披露するものです。
アルバイトは、自分の通っていた幼稚園で行っています。
週に2~4回行っていて、ピアノも弾かせてもらっています。
最初はピアノを弾くのは緊張しましたが、子どもたちから「すごいね!」と言われて嬉しかったです。
―自分が卒業した園でアルバイトとは良いですね。色々な場所で、実践的に取り組んでいますね。
そうですね。
卒園したところでアルバイトできるのは嬉しいですね。
鼓笛隊の練習とかがあって、当時自分も難しかった記憶があります。
それが、いざ教える立場になった時に、伝え方が難しかったりします。
どうやったらうまく伝えられるんだろうと考えながら対応することが必要で、すごくためになります。
―すごくいい経験ができていますね!是非、これからも頑張ってください。
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