愛知東邦大学

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教職課程(教育学部)

子どもの変化に気付ける小学校教員に

学び2025.01.06

教育学部子ども発達学科 2021年入学

唐木 岳大

春から小学校教員として働く唐木さん。1年前に取材させて頂いた際からどのような変化が生まれ、自らの将来を選択をしてきたのか、これからの意気込みとともにお話をお聞きしました。ぜひご覧ください。

春から小学校教員へ

―教員採用試験の合格おめでとうございます!
ありがとうございます!春から長野県の小学校で教員として働きます。配属先は1月に決まります。


―昨年の春にもお話を聞かせて頂き、その際は小学校か幼稚園どちらの道に進むか悩まれていたかと思います。小学校教員を選ばれた理由があれば教えてください。
そうですね。実際に幼稚園、小学校と実習に行った際に、子どもとの関わり方において自分には小学校が向いているのではと感じ、小学校教員の道を選択しました。


―そうだったのですね。昔から教員になりたいと考えていましたか?
両親が小学校教員なので、子どもと関わる職業が身近だったように感じます。 大学受験前は、中学校の教員も視野に入れていましたが、東邦大学に入り小学校教諭・幼稚園教諭と2つの選択肢に絞り、学びを深めました。




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TOHOStories「2つの免許取得で幅広い進路選択を」

採用試験への道のり

―採用試験に向けて3年生から特別講座(以下特講)がはじまりますが、受講されていましたか?
はい、ひとりで勉強することは難しいかと感じ、勉強できる環境をつくりたく受講を決めました。特講は希望者のみで最初に山本かほる先生と面談をしてからはじまります。僕たちの学年は10名ほど受講していました。
特講のスケジュールに沿って進めていくのですが、教職支援センターの鈴木先生と辻先生から資料を頂き、いつも夜遅くまで勉強していました。


―日々の勉強大変だったかと思います。特講の2年間を振り返ってどうでしたか?
特講のおかげで合格できたと感じています。
印象に残っているのは、山本かほる先生の面接と小論文の指導です。
各自治体に合わせた資料を山本先生が準備して下さり対策を進めるのですが、自分の趣味や特技など志望動機を書く指導もして下さりました。 他大学と比べて少人数かと思うのですが、先生たちが一緒に伴走して指導して下さるので、それが少人数こその強みだと感じます。特講に入るのはおすすめです!


―では実際に小学校での教育実習いかがでしたか?
5年生クラスを担当させてもらいました。母校ということもあり、落ち着いて実習に挑めたように思います。
実習先の学校は教科担任制で、担当して下さった先生が社会科担当だった為、研究授業として社会の授業を3回行いました。最後の授業では色んな先生が見にきて下さり授業のコメントを紙に書いて下さりました。教頭先生が板書の書き方を指導して下さり、ほかの先生たちからも、どうすればもっと良い授業になるかアドバイスを頂きました。
あとは英語のALTの先生のサポート、道徳、社会の授業などもお手伝いしました。


―授業を経験することで多くの学びや反省を得ることができそうですね。そのほかに実習での思い出はありますか?
小学校の行事である稲刈りや運動会、全校児童で映画を見る会、プール掃除など多岐にわたり関わらせて頂きました。また昨年からはじまった、プランターに土と苗を植えて地域の商店街に設置する町おこし活動のお手伝いもしました。


【写真:教育学部の友人と】

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教員・公立保育士をめざす「特別講座」

学びとこれから

―では教育学部での学びについてお聞きしたいです。ゼミはいかがでしたか?
堀建治先生のゼミでした。先生がフランクに話してくださるため、良い意味で学年の上下関係があまり関係なく、距離感が近く和気藹々とした雰囲気でした。ハロウィンやクリスマスといったイベント時にはみんなで交流する機会もありました。


―とても良い雰囲気のゼミですね。思い出に残っている授業はありますか?
丹下悠史先生の教育方法論です。
あとは3年後期に受けた小原ひろみ先生の総合表現技術です。
3,4人のグループで話し合いを進め、脚本を書いたり演出を考えたりし、劇をみんなで制作します。この授業は教員として子どもたちと接するうえでも、子どもたちの表現力を養うためにも、とても意味のある授業だったかと思います。


―では様々な学びを経て、採用試験はいかがでしたか?
各自治体によって内容は変わってくるのですが、長野県は1次試験が2日間あり筆記と8名ほどの集団面接で、2次試験が個人面接と場面指導、模擬授業でした。場面指導とは、お題を与えられて児童にどう指導するかというもので、山本先生と対策をしていたので、しっかり対応することが出来たかと思います。
また面接練習で子どもへの対応を答えるなどの対策は行っていましたが、実習で実際にこどもと関わってみないとわからないことも多いので、経験を積んで成長し、それが採用試験でも活かせたように思います。


―最後にこれからの意気込みを教えてください!
いよいよ4月からは小学校の先生になるため、まずは健康第一で毎日頑張りたいです。現場に出てみないと分からないことばかりだと思いますが、常に前向きな思考と姿勢をとり、子どもたちのための仕事をしたいです。子どもの様子を常に見て、ちょっとした変化でも気付ける先生になりたいです。困ったことは何でもいろんな先生に聞いていきたいと思っています。


【写真:総合表現技術での様子】

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教育学部の学び

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