2017.06.01
「月刊Grun」編集スタッフが大勝ゼミ生たちと意見交換
名古屋グランパスのサポーターズマガジン「月刊Grun」の編集スタッフが、愛知東邦大学を訪れ、今後の編集方針などの参考にするため、経営学部地域ビジネス学科の大勝志津穂准教授(スポーツ社会学)の3年生ゼミ生たちと意見交換を行いました。
訪れたのは中日新聞社出版部月刊グラン編集部の佐藤芳雄さんで、5月26日、ゼミ生たちに同誌について説明し、意見を求めました。
佐藤さんによると、出版業界はネットメディアなどの台頭により、厳しい状況にあり、「月刊Grun」も何度も廃刊の危機があったそうです。
このため、昨年から名古屋グランパスとの連携(ファンクラブ・プラチナ会員への送付、公式サイトでのインタビュー一部公開)を深めることで、部数を大きく持ち直すことができました。
ただ、「学生(10歳代、20歳代)が買ってまで見ない」という現実は変わらず、「ぜひ、皆さんが感じていることを聞かせてください」という佐藤さんからの要請で話し合いが始まりました。
佐藤さんからは、「月刊Grun」を初めて見た印象、感想はどうか、540円という値段はどうか、新たな企画や記事を載せるとしたらどんな内容にしたら良いと思うなどの質問がありました。
佐藤さんは、雑誌編集の仕事、スポーツビジネスの業界についても解説。スポーツ誌の編集という普段の授業では扱わないテーマだけに、学生たちは貴重な体験の場をもつことができました。