愛知東邦大学

2017.02.09

地域と連携した教育や実践活動で報告会

 2016年度に取り組まれた地域と連携した教育やボランティア活動のなどの実践例を発表する「地域連携活動報告会」が2月8日午前、L棟のLCホールで開かれました。
 愛知東邦大学では2014年度から「地域と連携した教育」の実践報告会が開かれていますが、2016年度は初めて地域連携センター運営委員会主催での開催となりました。
 報告会には約30人の教職員と約130人の学生が参加。開会に先立って榊直樹学長が、「社会で活躍する人材を育成するうえで、プロジェクト型授業への期待がますます高まっています。本年度も地域や社会と関わりながら、たくさんの意欲的な取り組みが試みられたことをうれしく思います」とあいさつしました。
 報告会は地域連携センターの増田孝センター長、舩木恵一副センター長の進行で行われ、17の実践活動が報告されました。経営学部の大勝志津穂准教授が担当するゼミや授業では4つの報告が行われ、「東邦プロジェクトA」のチームからは、名古屋グランパスとのコラボによる開幕戦応援グッズ商品としてニットマフラーと愛知東邦大学のマークが入ったタンブラーの制作報告とともに、先行予約販売への協力も呼びかけられました。
 豊田市やトヨタ自動車が呼びかけたミニ電気自動車システム「Ha:mo(ハーモ)」を利用して豊田市内観光プランづくりに取り組んだ経営学部の宮本佳範准教授ゼミからは、「電気自動車ということで長距離走行に限界があったし、設定した利用料金(価格)も高すぎて変更を余儀なくされた」などの苦戦ぶりも報告されました。
 ゼミや授業での発表以外でも、今年度は大学周辺でごみ拾いをしながら防犯パトロール活動や、地域との関わりの中で取り組まれた学生寮「ラーニングハウス」の入寮生たちの活動も報告されました。

【担当教員と報告テーマ】
 ▽蜷川喜信・教職支援センター特任教授:東邦プロジェクトB「私たちが参加した教職ボランティア活動について」、東邦プロジェクトC「様々な教職ボランティア活動を通して」▽大勝志津穂・経営学部准教授:総合演習Ⅰ・Ⅱ「うるぎトライアルラン参加者調査」、専門演習Ⅰ・Ⅱ、Ⅲ・Ⅳ「TOHOスポーツイベントの企画・運営」、東邦プロジェクトA「名古屋グランパスとの商品企画・販売」、東邦プロジェクトB「東尾張女子サッカースクールの開催」
 ▽手嶋慎介・経営学部准教授:総合演習Ⅰ・Ⅱ「東山動植物園プロジェクト2016」、専門演習Ⅲ・Ⅳ「生き生き塾NPO絆 連携事業(クイズ大会)について~日進市連携協働事業報告~」、「名古屋市交通局プロジェクト2016~758キッズステーションでの聞き取り調査結果を中心に~」▽舩木恵一・経営学部教授:東邦プロジェクトA「学生ミーティング報告」▽宮本佳範・経営学部准教授:「産・官・学連携 Ha:moプロジェクト」
 ▽長坂康代非常勤講師:東邦プロジェクトA「名駅周辺から学ぶ多文化共生」、東邦プロジェクトB「大学周辺での清掃と防犯活動」▽白井克尚・教育学部助教:総合演習Ⅰ・Ⅱ「劇団うりんこと連携した表現力育成のワークショップ」▽伊藤龍仁・教育学部准教授:専門演習Ⅰ・Ⅱ、Ⅲ・Ⅳ合同「専門演習伊藤ゼミにおける地域連携活動~とだがわこどもランドとの共催事業を中心に~」
 ▽新實広記・教育学部准教授:基礎演習Ⅰ・Ⅱ「珉光幼稚園「MINKO CHILD COLLECTION(ミンコレ)」 造形ワークショップの報告」、総合演習Ⅰ・Ⅱ「平和ヶ丘小学校「土曜企画」造形ワークショップの報告」▽矢内淑子・教育学部教授:「TOHO Learning House 活動報告」

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