2017.02.07
「東邦プロジェクト」が名古屋グランパス開幕戦で今年も応援グッズ販売
名古屋グランパスとの教育連携協定に基づいた全学共通科目「東邦プロジェクトA」を受講する学生たちが、J1から降格し初めてJ2として開幕戦を迎える名古屋グランパスの応援グッズとしてニットマフラーとタンブラーを商品化し、2月26日、パロマ瑞穂スタジアムで行われるファジアーノ岡山との開幕戦での販売に挑みます。
大勝志津穂准教授が担当する同科目を受講したのは1年生から4年生までの7人。名古屋グランパスとの連携授業は3年目で、名古屋グランパスのマーケティング部商品企画グループ(MD)担当の吉村一彦さん、営業部営業グループの田井友晶さんも講師を務めました。後期15回の授業では、プロスポーツクラブである名古屋グランパスが取り組む事業や地域との関わりの実態を学びながら、学生たちが考案したデザインで応援グッズを制作し、「モノ」を売るとはどういうことかを考えることを到達目標に掲げました。
商品化されたのはニットマフラーとタンブラー。2月3日の最後の授業で、商品名を「TOHOコラボ グランパスくんファミリーマフラー」(税込み3240円)、「必勝グランパスくんタンブラー」(同2700円)とすることを決めました。販売目標数は、昨年2万8000人を集めて開幕戦が行われた豊田スタジアムに比べ、パロマ瑞穂スタジアムの収容人数が最大でも2万人であることから、マフラーは昨年の250枚から200枚に減らし、新たにタンブラー200個を販売することで売り上げ減をカバーします。
学生たちは2月20日に、豊田市保見町のトヨタスポーツセンター内にある名古屋グランパスのクラブハウスを訪れ、選手たちに協力してもらい、販売PR用の写真撮影を行い、最終的な販売体制を決めます。
商品の詳細については、後日、名古屋グランパスクラブよりリリースされます。
2月3日の最終授業を終えた名古屋グランパスの吉村さんは「授業途中にJ1降格という現実に直面し、盛り上がった雰囲気に水を差してしまい申し訳なかったですが、学生の皆さんは、J1の時と変わらずにグランパスを応援しようと、応援グッズ制作に取り組んでくれました」とうれしそうでした。
今回の応援グッズ制作に取り組んだ学生たちの反響は「TOHOインタビュー」第36回で紹介しましたのでご覧ください。