2016.12.05
名古屋市と「なごや防犯ボランティア団体協定」で締結式
愛知東邦大学は12月5日、名古屋市と「なごや防犯ボランティア団体協定」の締結式を行いました。愛知東邦大学では地域連携センターの呼びかけで、学生たちが大学周辺の名東区内を中心にごみ拾いや防犯パトロールなどの活動を実施していますが、協定締結に伴いこの日、名古屋市から、パトロール用の帽子、ベスト、合図灯各20人分が無償貸与されました。今後も名古屋市は防犯情報の提供や、市民への活動紹介などで愛知東邦大学の活動を応援します。名古屋市と大学が防犯ボランティア協定を結ぶのは名城大学に続いて2例目となります。
締結式午前10時半からH棟3階第一会議室で行われました。愛知東邦大学からは榊直樹学長、地域連携センターの舩木恵一副センター長(経営学部教授)らと学生代表の兼松明花さん(人間学部2年生)、河原友樹さん(同)の2人が出席。名古屋市からは市民経済局地域安全推進課の河瀬正訓課長、名東区の森由佳里区長、名東警察署生活安全課の平山昇課長らが出席しました。
名古屋市の河瀬課長は市民経済局地域振興部の寺澤雅代部長あいさつ文を代読し、「協定の締結は安全、安心な街づくりを進める上で大きな意義があり、愛知東邦大学の学生の皆さんが今後、地域の防犯リーダーとして活躍していただけることを期待しています」と述べました。
榊学長は、「『真に信頼して事を任せうる人格の育成』という本学の建学の精神を生かし、主体的にこの地域に関わるうえでも、協定締結の意義は大きい」とあいさつ。地域連携センターの舩木副センター長は、「愛知東邦大学は学生自らが主体となり、地域など様々な課題に取り組む『東邦プロジェクト』という学びに力を入れていますが、2016年前期には、大学周辺をきれいにしたいという発想で、学生たちによるパトロール活動が行われ、これがきっかけで地域と連携した防犯活動に発展しました」と、学生たちの活動が地域連携センターに引き継がれ、学生ボランティア活動のメニューの一つになった経緯を説明しました。
学生代表の兼松さんは、「12月から3月まで月1回、地域と連携しながら防犯ボランティア活動の輪を広げていきたい」と今後の活動計画を説明しました。