2026.06.11
上場企業の創業社長が特別授業
経営学部2年生の総合演習が6月10日行われ、上場企業の創業者が「真の経営とは」と題して特別授業を行いました。深谷和広経営学部長からは「起業するヒントにもなるし、学問とは違う実際の経営を学ぶチャンス」と紹介されました。
講演したのは、東証上場企業で、名古屋市を中心に全国に約70店舗を展開する居酒屋チェーン「光フードサービス株式会社」の大谷光徳社長。現在45歳の大谷社長は、サブタイトルの「19歳のどん底から上場企業になるまで」に沿って、自分の生い立ちから始めて経営理念やスタンスなどを語りました。
受講する2年生と同じ年齢の19歳で、大谷社長は付き合っていた彼女から突然妊娠を告げられたそうです。アルバイトを掛け持ちしても家族3人の生活費は稼げず、そこから「社長になるしかない」と仕事の傍ら経営の勉強をして、10坪の居酒屋をスタートさせました。信頼していた人に裏切られたこともあったそうです。順調にはいかないことも数多くありましたが、家族と「仲間のため」にと頑張って会社を発展させてきたそうです。
「銀行から融資を受けるには」「理念のない事業はとん挫する」「自分のためでなく仲間のため」など、時にユーモアを交えた柔らかい語り口で、実体験に基づく経営についての話が続きました。
大谷社長は「ビジネスアイデアを形にするのが経営の面白さ」と話し、学生に自分たちが考えたビジネスのアイデアを書かせました。アイデアの思いつかない学生には好きなことや「推し」などを尋ねました。何人かの学生がアイデアを発表しました。さらに大谷社長は、学生たちの間を回り、気軽な調子で直接話しかけていました。
最後に大谷社長は「今日は“ガチ”で期待してきました。でも、みなさんは恥ずかしがっているのか、なかなか積極的にならずに残念だなと思っていました。しかし、直接話してみたら、みなさんは、こんなにも『熱いもの』を持っていると知りました。今日の一番の収穫がそれです」と締めくくりました。学生から大きな拍手が沸きました。
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