2025.12.20
女子サッカー部3人が、なでしこリーガーに
女子サッカー部から「なでしこ(日本女子サッカー)リーグ」に加入が決まった3人の部員の入団発表が、12月19日LCホールで行われました。
この3人は、「岡山湯郷Belle」に入団する藤本日菜さん(MF・神村学園)と田代つばめさん(MF・藤枝順心)、「伊賀FCくノ一三重」の米澤心花さん(MF・松商学園)で、全員が人間健康学部の4年生。キャプテンの藤本さんは、ボランチとして活躍。攻守ともチームの要で、リーダーとしてよくチームをまとめてきました。田代さんは足が速く、早くからレギュラー入りしていました。副キャプテンの米澤さんは、テクニシャンで、敵味方を驚かす面白いプレーが持ち味です。
発表の席にはチームメイトや両クラブの関係者、大学関係者らが出席しました。最初にクラブ側の伊賀FCの取締役、初矢千秋さんが「来年は創部50年。節目の年での優勝を目指している中で、米澤さんには1人の選手として期待しています」と挨拶しました。また岡山湯郷の高橋寿輝ゼネラルマネージャーは「昨年入団した彼女らの大学の先輩を見て、この大学の選手ならクラブに貢献してくれるのではないか、と思っています。完成形ではないが、伸びしろがあると思っています」と期待を込めました。
これに対し、米澤さんは「日々の努力を支えてくれた家族やチームメイトなどすべての人に感謝します」と緊張気味にお礼を述べました。また田代さんは「なでしこのレベルでプレーできるのか悩みましたが、今は自分の特長を生かし、チームに貢献したい」と決意を込めました。藤本さんは「社会人としても1人の選手としても信頼してもらえる選手として頑張ります。両親に活躍する姿をみてもらいたい」と意欲を見せました。
最後に米澤好騎監督が「彼女たちが入学してきた時には、3人もなでしこリーガーになるとは思ってもいませんでした。人間性は素晴らしいので、これからも伝統あるクラブで成長してくれたらいいなと思います」とお祝いの言葉を述べた上で、「今年は県リーグ、東海リーグ、学生リーグ、インカレ東海予選と4つも優勝しました。こんな年は初めてで、これも彼女たちを含めてチームが成長したせいだと思っています。次はインカレで頂点を目指します」と喜びと決意を語りました。3人はそれぞれのクラブのユニフォームを着て記念撮影をし、一足先に「なでしこリーガー」になって笑顔を見せていました。
入団発表に先立ち、3人は伊藤数馬女子サッカー部長らとともに榊直樹理事長に入団を報告。榊理事長から激励されました。
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