愛知東邦大学

2025.11.25

教育学部生が五感を使うネイチャーゲームを体験

 教育学部2年生の授業「総合演習」が1119日に、大学に隣接する平和公園で行われ、身近な自然に触れながら「五感を使うネイチャーゲーム」を体験しました。
 ネイチャーゲーム(NATURE GAME)とは、人間の感覚を用いた様々な活動(アクティビティ)を通して、自然の不思議や仕組みを学び、自然と自分が一体であることに気づくことを目的とした自然体験プログラムです。伊藤龍仁教授のゼミ生がファシリテーターを担当し、平和公園を散策しながら、さまざまなアクティビティを体験しました。
 初めに「わたしはだあれ」クイズに取り組みました。背中に貼られた生き物を当てるクイズで、ゼミごとに大変盛り上がりました。その後、各ゼミに分かれて、順番に4つのネイチャーゲームを体験しました。
 「私の木・樹木のシルエット」は、視覚・触覚、そしてイマジネーションを働かせて行うアクティビティです。平和公園にある樹木の中からお気に入りの一本を選び、①選んだ木の枝ぶりを自分の身体で表現する②木と心を通わせるイメージを味わう――といった活動を通して、それぞれが自然とのつながりを感じながら取り組みました。
 「触って遊ぼう秋の森」は触覚を使って自然を感じる活動です。目を閉じて地面を触り、その感触がどのようなものかを参加者同士で共有しました。続いて「つるつる」「ザラザラ」「ふわふわ」といった質感のものを探す活動を行い、学生たちはさまざまな葉っぱや石を見つけて触りながら、触覚による自然の違いを楽しみました。
 「森の展覧会」のアクティビティは視覚とセンスを用いた活動です。ハート形や丸形など、好きなフレームを選び、自分が気に入った風景をカメラに収めるゲームです。学生たちは感性を働かせながら、平和公園の自然を思い思いに切り取っていました。
 聴覚を使う「音いくつ・サウンドマップ」は、目を閉じて周囲の音に集中しサウンドマップとして描くゲームです。学生たちは普段以上に感性を研ぎ澄ませ、鳥のさえずり、木々が揺れる音、葉が落ちる音、水の流れる音など、聞こえてくるさまざまな音を丁寧に絵で表現していました。
 どのネイチャーゲームも非常に好評で、参加した学生からは「自然の中でさまざまな活動ができて楽しかった」「これまでとは違う視点で自然との関わり方を知ることができ、貴重な体験になった」といった声が寄せられました。またファシリテーターとして「触って遊ぼう秋の森」を担当した学生は、「リーダーとしてゲームを進行することが難しく、参加者に声をかけても動いてくれない時は少し大変でした。ですが、みんな楽しんでくれたので嬉しかったです」と振り返っていました。複数人で活動を行う際の難しさと楽しさ、そして責任感を実感しながら、自身の役割をしっかり果たした様子がうかがえました。
 自然との関わりを通じた学びは、保育や教育の現場でもとても重要です。今回のネイチャーゲームで得た経験が、将来、保育士や幼稚園・小学校教員として活躍する際の大きな糧になることを期待しています。(教育学部准教授 武寛子)

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