愛知東邦大学

2025.11.14

「健康・介護予防フェスタ」に本学が初参加

 健康づくりの第1歩を踏み出すきっかけに、と「健康・介護予防フェスタ2025」(名東区北部いきいき支援センター主催)が1114日、名東区役所講堂で開かれ、愛知東邦大学のブースが設けられました。
 同フェスタには、名東区の社会福祉協議会やボランティア連絡会、保健センターや認知症相談所などさまざまな団体が参加。理学療法士による体力測定や健康体操の指導、回想法コーナーなどもあり、健康や介護などに関心を持つ大勢の区民が訪れていました。
 中でも今年が初参加の本学のブースは大盛況。人間健康学部の松永昌宏教授がさまざまな機械を持ち込み、区役所の担当者も「愛知東邦大学さんが参加してくれたお陰です」と大喜びでした。
 手のひらを置くだけで自分の栄養状態が「見える」スキャンアナライザーでは、お年寄りたちが「そんな簡単に分かるのかね」と次々に測定していました。栄養状態が心配な結果が出た人には、松永教授と交流のある金城学院大学の大学院生や企業の管理栄養士らが相談にのっていました。また足で画面を踏みながら脳や足の機能を鍛える「クイック・ステップ・トレーナー」の体験コーナーや、血管の弾力性や太さなどが測定できる血管機能測定なども順番待ちの行列ができるほどでした。
 手伝いに来ていた人間健康学部の学生たちは、用紙を渡して誘導したり機械の操作をしたりする合間にも、お年寄りたちと楽しそうに会話を交わしていました。ある男子学生は「気難しいお年寄りも中にはいますが、いろいろと話すことで共感も得られたし、何より勉強になります」と笑顔で対応していました。
 松永教授は「予想以上に大勢の人が来てくれてとても嬉しい。学生もよくやってくれているし、愛知医大の川越隆先生や中北薬品さんにも手伝ってもらって助かっています。今日のデータをこれから研究に活用できればと思っています」と話していました。

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