2025.09.03
優秀教員として堀篤実教授、松田凌助教を表彰
授業の工夫や改善に取り組んだ優秀教員として、教育学部の堀篤実教授と人間健康学部の松田凌助教が9月3日の全学FD研修会(オンライン)で表彰されました。「授業実践に関する教員表彰」制度に基づき各学部長から推薦(経営学部からは推薦なし)があり、大学協議会で審議されて決まりました。鵜飼裕之学長からお2人にオンラインで表彰状が示され、後日、授業実践の報告が行われる予定です。
堀教授は、「発達心理学」の授業を教育学部と人間健康学部でそれぞれ受け持っています。授業では「学習のあゆみ」と名付けた独自のコミットメントシートを作り、学生に「何を思ったか」「気づきはあったか」などを記入させ、15回の授業の内容が分かるようにしています。このような取り組みが、学生へのアンケートで「熱意や意欲を持って取り組んでいた」の項目で全科目平均4.4を大きく上回る4.8のスコアとなり、高く評価されました。「今さら、と大変恥ずかしい感じです。今回の表彰は、気持ちを引き締め、さらに頑張れという意味なのかなと思っています」と盛んに照れていました。
松田助教は、「心理実習」など実習系の授業で、特に公認心理師や大学院を目指す学生へのきめ細かい実践的な指導が高評価につながりました。「表彰されたことは光栄なことです。学生本人の目標を大事にしたいと思っているので、頑張っている学生には特に親身になっているのかもしれません。大学院進学への不安を持つ学生には、前任校や大学院時代の経験に基づく『院生とは』をよく話しています。そのようなやりとりが学生の評価につながっているのではないかと思います」と話していました。
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