2025.05.15
女子サッカー部が協賛企業招き感謝の集い
一般社団法人となった女子サッカー部が協賛してくれたスポンサー企業を招き、5月14日夕方からスチューデント・コモンズで感謝の会を開きました。会には29社の協賛企業から30人ほどが出席、チームの関係者、部員ら合わせて約80人が軽食をつまみながら懇談しました。
「日本一応援してもらえるチーム」と「大学日本一」という2つの目標を掲げている女子サッカー部。開会のあいさつで、法人の理事たちと並んだ米澤好騎監督は、法人化は2つの日本一への道筋にあると話し、「まだまだ始まったばかりですが、目標達成までこれからもスポンサー企業のみなさんの協力をお願いします」と話しました。
部では「応援してもらえる」チームになるためSNS担当やSDGs担当を作っており、担当者が活動内容を報告しました。SNS担当の田代つばめさん(人間健康学部4年)は、インスタグラムやTiktokで別々にターゲットを絞り、例えば高校生向けには「仲の良さや明るさをアピールして発信している」と説明しました。また夏祭りやパブリックビューイングに参加した活動も会場の大画面に動画で流されました。
その後、部員全員が少人数ずつで各テーブルに分かれて企業参加者と懇談しました。部員らはそれぞれが工夫した手作り名刺を持ち名刺交換をしました。不動産会社の参加者から「あなたが有名選手になって、この名刺にプレミアムが付くといいな」と言われると「なります!」と元気よく答えている部員もいました。またゴールキーパーの花田実悠さん(人間健康学部3年)は、ペナルティキックの時は相手の癖と心理を読むと話すと、食品会社の参加者は「ビジネスでも読みがないと攻めもできないので同じ」とうなずいていました。
人見知りする部員が多いと心配していた米澤監督でしたが、どのテーブルも話の花が咲いて、にぎやかでなごやかな雰囲気でした。「企業人という大人としゃべれるかなと心配でしたが、安心しました。これで彼女らのサッカーも変わるかも」とほっとした様子でした。
参加した豊田鉄工の今井靖太専務は「今日参加して、学生たちからピュアで前向きな感じを受けました。企業としても学生たちとのコラボで社会貢献とか何かできればと考えています」と話していました。
懇談後にあいさつした榊直樹理事長は「今日の部員たちを見て、みなさんから応援されるチームの雰囲気は十分に伝わったと思います。お越しいただきありがとうございました」とお礼を述べました。
最後に藤本日菜主将(人間健康学部4年)が「日本一という景色をみなさんと一緒に見たいと思います。そのために頑張ります」と決意で締めくくりました。