2016.10.22
愛知東邦、瑞穂球場でもミラクル 逆転サヨナラで愛知大に勝った
愛知大学野球秋季2部Aリーグ優勝の愛知東邦大学とBリーグ優勝の愛知大学が1部入れ替え戦出場をかけて戦う2部優勝決定戦(プレーオフ)第1戦が10月22日、パロマ瑞穂球場で行われ、愛知東邦大学が劇的な逆転サヨナラ勝利を飾りました。23日の第2戦に勝てば入れ替え戦出場が決定します。
愛知東邦大学は1対4で迎えた9回裏、連打と四球で満塁とし、代打志村清のタイムリーで1点差に追い上げ、さらに2死から大沢登生のタイムリーが飛び出し、土壇場で試合をひっくり返しました。
スタンドには選手の同級生たちや家族、OBたち、榊直樹学長を始めとする大学教職員、東邦高校からも小島裕人硬式野球部長、袴田克彦事務長らが駆けつけ声援を送りました。
東海学園大学に0―2から逆転サヨナラ勝ちしてAリーグ優勝を決めた前週の試合に続く愛知東邦大学のミラクルにスタンドは大興奮。経営学部の山極完治教授、舩木恵一教授も1塁側スタンドから教え子たちの活躍を見守りましたが、山極教授は、9回裏土壇場でサヨナラ逆転打を放ったゼミ生でもある大沢選手の活躍に「よくぞやってくれた」と大喜びでした。
23日の第2戦もパロマ瑞穂球場で午前10時試合開始です。球場は地下鉄名城線「瑞穂運動場東」3番出口から徒歩3分~10分、桜通線「瑞穂運動場西」2番出口から徒歩10分~15分です。ぜひ球場に出かけ応援しましょう。ゲーム報告は硬式野球部主務の山東航さん(経営学部4年)です。
▽秋季リーグ戦 2部優勝決定戦(10月22日、パロマ瑞穂球場)
愛知大 100 110 100=4
東邦大 100 000 004=5x
(愛知大)緒方―高森
(東邦大)武次、米澤、比嘉―森
東邦大は初回に先制を許すもすぐに西川(飛龍①)のタイムリーヒットで同点に追いついた。先発の武次(半田工業②)は5回を投げて3失点でマウンドを降りる。その後は米澤(鹿屋中央②)、比嘉(宮古④)の継投で打線に望みを繋いだ。打線は8回まで1得点と相手投手をなかなか打ち崩すことができずにいた。しかし3点リードされて迎えた9回裏の攻撃、森(東邦④)、大村(市立沼津④)の連打と四球で一死満塁のチャンスを作ると代打の志村が左前へのタイムリーヒットで2点を返した。その後チャンスは続き二死満塁で大沢(大垣日大①)がセンターへ弾き返し一気に2人のランナーが生還し劇的なサヨナラ勝ちとなった。