2025.02.19
教員目指す人間健康学部3年生が教職セミナーに参加
人間健康学部で教職を目指す学生5人が2月17日、「教職セミナー」に参加しました。この企画は例年教員採用試験を控えた3年生を対象に行っており、様々な種類の試験について、講義と実践を通して1日がかりで学びます。
前半は願書と小論文の書き方講座でした。採用試験の小論文では、当日初めて提示される課題に対して、限られた時間で考えをまとめなければなりません。書き方や時間配分についての説明を受けた後、過去問に挑戦しました。
後半は面接と場面指導の練習をしました。名古屋市で小学校の教諭、校長を歴任され、採用試験の面接官を務めた経験もある久野賢二先生の指導を受けました。回答の内容だけでなく、姿勢や話し方が与える印象についても模擬面接を繰り返しながら丁寧に指導していただきました。
参加学生からは「参加してよかった」「本番までに何をすべきか分かった」などの反応がありました。短時間のパフォーマンスを評価される採用試験は、教員としての力量を高める普段の取り組みだけでなく、練習によって試験の形式に慣れることが大切です。新年度は教育実習もあり採用試験まであっという間ですが、意欲を維持し目標の達成につなげてほしいです。(人間健康学部准教授 丹下悠史)