2024.11.22
宮本ゼミ&JR東海バス連携企画 今年度は「知多三大ものづくり」ツアーに挑戦
愛知東邦大学経営学部の宮本佳範教授ゼミの学生たちが、昨年度に続くJR東海バスとの産学連携パスツアー企画として、今年度は「知多三大ものづくり」ツアーに取り組むことになり、関連する企業などを訪問し、協力交渉とともにツアー商品としての魅力を自らの目で確かめてきました。
「知多三大ものづくり」として知られるのは知多酒、知多木綿、常滑焼の三大ブランド。プロジェクトリーダーの村上敬悟(3年)と同じく3年生の河津利香、近藤梨乃は、江戸時代後期創業の酒蔵で「敷島」ブランドの日本酒を復活させた半田市の伊東株式会社の9代目伊東優社長にツアーへの協力を依頼。お話を聞かせていただきながらの酒蔵見学をさせていただきました。
三浦彩楓(4年)、河津利香、奥村泰地(2年)は、知多木綿を製造する創業100年を超える知多市のオカトク株式会社を訪問。糸から生地になるまでの各種工程についての説明を織機の目の前で教えてもらいました。迫力のある織機の動きや音の他、検品のていねいさや細やかさなども見どころであることに気付きました。
常滑焼関連施設としては、2年生の増田美咲、折戸慧希、奥村泰地と4年生の佐脇康心が、焼き物やタイルを展示している常滑市のINAXライブミュージアムを訪問し、今回の企画説明および協力依頼を行いました。それぞれへの訪問に加え、リーダーの村上敬悟らは新聞社も訪問し、今回のプロジェクトが動き出した経緯や想い、ツアーの魅力を説明してきました。
今回のツアーを発案し、オカトク株式会社、INAXライブミュージアム、新聞社を訪問した奥村泰地は、「色々な場所に訪れて説明や交渉を行う中で、失敗を恐れず行動的になることができました。また、JR東海バスの方からプレゼンなどを指導してもらえて、とても貴重な経験になりました」と、フィールドワークを通して多くのことを学んだ模樣です。。
JR東海バスの担当者と共に学生たちは靴をすり減らして飛び回ってきました。「知多三大ものづくり」ツアーを支援していただくクラウドファンディング企画は12月中下旬に募集を開始し、リターンとしてのツアーを1月後半~2月中旬に催行する計画です。今年度も学生たちはツアーではガイドとして添乗し、お客様へのおもてなしを実践します。まもなくツアー詳細をリリースします。楽しみにお待ちください。(宮本佳範)