愛知東邦大学

2024.11.18

皇后杯大会女子サッカー部に120分ロスタイム2分の悲劇

 皇后杯JFA第46回全日本女子サッカー選手権大会が11月17日に開幕し、2年ぶり3回目出場の愛知東邦大学は1回戦で、同じく3回目出場のディアヴォロッソ広島に0-1で敗れました。両チーム譲らず90分を終え0-0。30分の延長戦も0-0のままロスタイムに入った2分、セットプレーからのゴールを決められ、そのままゲームセット。終了を告げる非情のホイッスルが栃木県グリーンスタジアムに鳴り渡りました。
米澤好騎監督の話
 インカレ予選が終わって、悔しい結果の中、もう一度、全員でサッカーに向き合って準備をしてきました。皇后杯大会試合当日。女子サッカー最高峰の大会だけあって本当に素晴らしいスタジアム、運営体制、環境で試合を行わせて頂きました。
 学生達にはこの最高な舞台を楽しんで、東邦らしいサッカーをして応援してくれている方々やチームのために全員で戦おうと話をして送り出しました。
 試合としても、なでしこリーグ所属の相手に対して果敢に攻めて倍のシュートを放ち、本当に自分たちの攻めのサッカーを貫いてくれました。しかし、延長戦のロスタイムのラストワンプレーで失点。本当にサッカーは残酷なスポーツだと思いました。あの静まり返った光景は忘れられません。
 この学生達のサッカーへの取り組み、成長、そしてこの舞台まで連れてきてくれたことに感謝します。まだまだ、このチームは成長できます。チームとしてもまだ、公式戦はあと1試合残っています。最後まで、全力で戦います。最後に、本当に多くの方が遠方にも関わらず応援に駆けつけて頂きありがとうございました。また、温かいお言葉を頂きありがとうございます。
 次はこの舞台でも、インカレでもいい報告ができるように頑張りますので応援よろしくお願いいたします。
◇皇后杯JFA第46回全日本女子サッカー選手権大会1回戦(11月17日、栃木県グリーンスタジアム)
 愛知東邦大学0-1ディアヴォロッソ広島(0-0、0-0)、延長(0-0、0-1)
 前半は落ち着いて自分たちのサッカーをしながら攻撃し、チャンスを作ることができていましたが、決定的な場面を決めきれないこともあり、0点で終わりました。後半に入ると、相手のポゼッションに対し、慌ててしまう部分があり、押し込まれる時間も長かったですが、固い守備で失点せずに終えることが出来ました。
 延長戦に入り、苦しい時間が引き続きありましたが、チャンスもあり、最後まで決着がつきませんでしたが、最後のセットプレーで決められてしまい、1回戦敗退となってしまいました。今シーズンの大きな大会が終了しました。4年生がこの1年間見せてくれた姿は後輩の自分たちにとって大きく心に残るものになりました。日本一に対してひたむきに取り組む姿勢を受け継ぎ、来年は悔しさを晴らしたいと思います。(人間健康学部2年・下田和)

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