2024.11.14
教育学部2年生が平和公園で「五感を使うネイチャーゲーム」を体験
教育学部2年生「総合演習Ⅱ」の授業で11月13日、学生たちが愛知東邦大学に隣接する平和公園の身近な自然に触れながら「五感を使うネイチャーゲーム」を体験しました。
ネイチャーゲーム(NATURE GAME)とは、人間の感覚を用いた様々な活動(アクティビティ)を通して、自然の不思議や仕組みを学び、自然と自分が一体であることに気づくことを目的としている自然体験プログラムです。伊藤龍仁ゼミの学生がファシリテーターを担当し、平和公園を散策しながら、さまざまなアクティビティを体験しました。
初めに、伊藤先生の説明のもと、「わたしはだあれ?」のクイズに取り組みました。背中に張られた生き物や虫を当てるクイズで、ゼミごとに大変盛り上がって活動していました。
「森の精霊探し」のアクティビティでは、平和公園の樹木や自然物に隠れている森の精霊を見つけるゲームを行い、想像力を働かせながら森の精霊の写真を撮影していました。
「葉っぱじゃんけん」のアクティビティでは、「虫に食べられている葉があった」「丸まっている葉っぱがあった」「長い葉っぱがあった」など、平和公園で見つけた葉っぱへの様々な気付きをもつことができました。
「カメラゲーム」のアクティビティは、2人1組となり、一人はカメラ役となり目をつむり、もう一方はカメラマン役となり、平和公園の自然の風景をカメラに写すゲームで、感性を働かせて自然を目に焼き付けていました。
「音いくつ・サウンドマップ」のアクティビティは、1分間、目をつむり音を感じ、サウンドマップを描くゲームを行い、普段より感性を研ぎ澄ませて音を感じ、サウンドマップを描いていました。
どのネイチャーゲームもとても好評でした。参加した学生からは、「公園とかあまり周りに無いし、自然を感じる機会が少ないから、改めて公園に行って自然の音とか葉っぱとか細かく見る機会があって面白かったです」「ネイチャーゲームを体験して感じ、考えたことは、心と体を豊かにする素晴らしい体験で自然の美しさや大切さを実感することができました」などの感想がありました。 将来、自然体験の大切さを伝えられる保育士や幼稚園・小学校の教員になってほしいと思います。(教育学部・白井克尚)