2024.10.15
経営学部2年生3人が医療とクリエィティブで啓発活動
経営学部2年生の3人が10月12日、「東邦プロジェクトC」の地域連携活動として、名古屋市西区のイオンモールノリタケガーデンで開催された「C.PMU(Cancer & Permanent Make UP) がんとアートメイク」で、医療とクリエィティブについての啓発活動に参加しました。
名古屋大学医療機能連携機関・ナゴヤガーデンクリニックが主催する本イベントにおいて、医療介護、ケアラー問題という重いテーマに、クリエィティブやファッションという華やかで和らぎあるイメージを添えることで、立ち向かう人や支える人を応援するプロジェクトです。
学生たちはイオンモールノリタケガーデン内のホールを会場として、愛知東邦大学との産学連携事業である株式会社ジナゾルとの共同によりキッズブースを運営しました。そこではジナゾル社の製品を活用した什器により、TSUTAYA BOOKSTORE 則武新町様による看護師さんたちがセレクトした絵本の展示も行いました。
参加した経営学部2年の氏部夏実さん、村田菜緒さん、大和由奈さんの3人は、連休初日で賑わうイオンモール入口での呼び込みを行うとともに、会場ではキッズブースで子供たちと遊び、お母様たちが医療アートメイクである「アピアランスアートメイク」の説明をゆっくりと聞く時間を作ってくれました。また、現場でこのテーマに認識が少ない男性の来場者にも積極的な説明を行っていました。
医療アートメイクは、専用の針と色素を使い、肌に一定期間色を付ける医療行為です。抗がん剤治療による脱毛で薄くなった眉毛を作り出すことや、失われた乳輪・爪の再現など、患者様が自分らしさを保てるようサポートする仕組みです。アピアランスケアとは直訳すると「外見を気にかけ手入れする」という意味になります。(経営学部准教授・谷口正博)