2024.07.18
教育学部で4年生が小学校教育実習成果報告会
教育学部は7月17日4・5限に、2024年度教育実習Ⅱ(小学校)成果報告会を開催しました。5月20日(月)から6月7日(金)までの3週間、小学校の教育実習に行った初等教育コースの4年生が、報告を行いました。どの学生からも大変充実した小学校の教育実習の様子が報告されました。報告会は、学生によって司会進行や運営が行われ、手作り感のある会となりました。
実習生からは、「授業づくりの難しさや、子どもを理解する力が足りていなかったことに気付かされました。めげずに諦めずに、これからも現場で学び続けていきたいです」「子どもに“ちゃんと叱れたから先生になれるね”と言われた。優しいだけじゃなく、時には厳しく、子どもに真摯に向き合う先生になりたいと思いました」「心に残っていることは、職員室の空気感です。先生たちは、学年を超えて交流をし、雑談をたくさんしていて、学校の中の良い雰囲気が大切だと思いました」などの報告が行われました。
また、参加した3年生に対しては、「大学の模擬授業では、児童役が大事になるので、子どもがどこにつまずくか、考えながら授業に参加してみてください」「普段からの“謙虚さ”が大事だと思います。挨拶、提出物、身だしなみ、丁寧さを大切にして過ごしてください」「辛いこともたくさんありますが、頑張っていれば先生や子どもたちが助けてくれます。一人で乗り越えるのは大変だから、多くの人に支えられながら実習期間を過ごしてください」などのメーセージを伝えていました。
最後に設けたグループチャット(3年生質問コーナー)では、6グループに分かれて、来年度の小学校の教育実習に行く3年生と、4年生との交流が行われました。どのグループにおいても積極的な交流が行われ、3年生からの質問に対して4年生が教育実習の経験を通じて分かったことを丁寧に答えていました。
参加された先生からは、「小学校現場のことについて、実感として理解できたと思います。これからも強い気持ちを持ち続けて、10年、20年、先生であり続けてください」「魅力ある教師になるためには、現場に行って情熱を持って子どもに接することが大事です。今後も情熱を持って子どもに関わっていってください」「教育実習が“一生の宝”になる思い出になったと思います。これからもこの思い出を大切に持ち続けていってください」などの講評をいただきました。
大変お忙しい中、実習生を受け入れて指導してくださった小学校現場の先生方に感謝いたします。この教育実習で得た貴重な経験を、将来に繋げていってほしいと思います。(山本かほる、白井克尚)