2024.07.17
人間健康学部で日赤愛知県支部による「献血事業と防災」の授業
人間健康学部地域防災コース(尚爾華教授、三好弥生教授、渡辺弥生教授の各ゼミ)で7月16日、日赤愛知県支部による「献血事業と防災」の授業が行われました。
授業は3限にA101教室で、「赤十字の役割、献血事業と防災」をテーマに行われました。講師は愛知県赤十字血液センター総務課企画係長の尾河昌代さんと日赤愛知県支部社会活動推進一係長の安立陽一さん。
尾河さんからは日本赤十字社の役割と献血事業について講義していただきました。献血の歴史、医療への貢献、献血の必要性や献血が命に関わる貴重なボランティア活動でありながら若者の協力は、減少傾向であるため、協力が必要であることを話されました。
防災については、安立さんが、今年の能登半島沖地震被災地で、発災直後から情報を収集し、必要に応じた支援を行い、18時間もかかって支援物資を運び、全く携帯電話がつながらず大変な思いをされたことなどのお話を伺いました。
安立さんの指導によるグループワークでは、阪神・淡路大震災での兵庫県西宮市の事例について、「読み物による過去の災害の追体験(災害エスノグラフィー)も行われ、学生たちは、災害の際の自分たちの在り方や準備について学びました。
限られた時間内でしたが、学生たちからは、「今後の研究テーマとして参考にしたい」などの意見も聞かれました。最後に両講師に学生からお礼のことば延べられ、尚学部長からまとめとお礼の言葉をいただき終了しました。お忙しい中来ていただい講師の方々には、貴重な学びの機会をいただき心より感謝申し上げます。(渡辺弥生)