2024.06.26
教育学部1年生がモリコロパークでフィールド・ラーニング
教育学部1年生が6月21日、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内にある「もりの学舎」と愛知県児童総合センターでフィールド・ラーニングを行ってきました。
「もりの学舎」は、ジブリパークに隣接した親林楽園ゾーンにある愛知県の環境学習施設。学生たちは、施設内のあそび工房で、「さわってちょう」という、森に自生する様々な葉っぱの手触りを採取するための手帳づくりを行いました。また、森の案内人インタープリターから手渡された地図をヒントに、森に隠されたいくつものクイズに答えながら、森の生き物の様子を見たり、自然の音を聴いたりしながら自然体験を行いました。
午後からは、大型児童館である愛知県児童総合センターでセンターのこれまでの取り組みや、機能を施設職員の牛田康弘氏からご講義いただきました。学生たちは、普段は何気なく見過ごしている「もの」や「こと」を改めて新鮮な目で見つめなおすことの大切さや、見る、聞く、触る、感じる、考える、身体を動かす等、全身の感覚をフルに発揮するセンターの遊びのプログラムを具体的な事例を通して学びました。
レクチャーの後、学生たちは実際にセンターの遊びを体験したり、見学をしたりして活動的なフィールド・ラーニングを行いました。同センターで子どもの頃によく遊んでいたという学生も何名かおり、懐かしい気持ちと大人になってから見る景色の違いに様々な思いを抱いていたようです。
教育学部基礎演習では、今後も子どもに関する様々な分野のフィールドへ飛び込み、そのフィールドで活躍する様々な人との出会いを大切にして、1年間で新たな10人と出会う「10 meet 10 persons」を実践していきます。
これまでには6月7日に、知育玩具ジナゾルの企画デザイナー大平里香氏にご講演をいただき、6月8日には劇団うりんこの役者である川上真紀氏 山中真理子氏に演劇を実施していただきました。
次回は、7月5日1限に、名古屋市で30年にわたり絵本専門店を経営する「夢文庫ピコット」のオーナー熊崎かつこ氏に絵本の魅力についてご講演いただきます。
教育学部では子どもに関する様々なフィールドで活躍する人との出会いや、地域の子どもたちとの関わり合いを大切にしながら、学生によるワークショップ等を企画・運営するフィールド・ラーニングを今後も実践していきます。(教育学部・新實広記)