2024.05.20

経営学部で「musbun」起業の鈴村さんを招き授業

　経営学部で5月16日、寺島雅隆教授が担当する前期開講科目「アントレプレナーシップ（起業家精神）論」の授業に、株式会社「musbun（むすぶん）」社長の鈴村萌芽さんが、ゲストスピーカーとして招かれ、起業について自らの経験も交えて語りました。
「musbun」はボランティア活動の紹介、イベント企画、就活支援を行うマッチングアプリを運営しているスタートアップ企業です。鈴村さんは、幼少期から高齢者にかわいがってもらって育った経験から、高齢者に「食」を通して恩返しをしたいと椙山女学園大学の生活科学部管理栄養学科に進学。在学中に参加した福祉施設のボランティアで介護の魅力を体感し、より多くの学生に知ってもらいたいという想いから「musubun」というアプリサービスを考案。休学し、2021年11月に「musbun」を設立しました。社長（CEO）として17人の学生と共に企業活動を行っています。
　鈴村さんは同社コンサルタントの稲葉琉斗さん（名古屋大学工学部2年）とともに登壇。「musbun」の活動を説明した後、「愛知東邦大学生に就活支援アプリを広めるにはどうしたら良いか」というテーマでグループワークが行われました。
受講した学生たちからは「大学生だからこそチャレンジすべきという鈴村さんの言葉が一番印象に残った」（3年生男子）、「同じ年齢くらいの皆さんがこんなにも頑張っていることが刺激になりました」（2年生男子）などの声が聞かれました。
　寺島教授は「学生たちとほぼ変わらぬ若さで、世の中にインパクトを与えている鈴村さんの生き方を学生たちに感じてほしかった」と話しています。