愛知東邦大学

2024.03.21

コロナ禍入学の371人が旅立ちの春

 2023年度卒業証書・学位記授与式が3月21日、S棟2階アリーナで行われ、371人が母校に別れを告げました。コロナの猛威で、入学式も取りやめになった2020年度入学世代で、3学部そろっての卒業式は2018年度以来5年ぶりとなります。式典の模様はオンラインでも中継されました。
 卒業生は経営学部地域ビジネス学科140人、国際ビジネス学科37人、人間健康学部125人、教育学部69人。経営学部代表の大木俊平さん、人間健康学部代表の森涼翔さん、教育学部代表の中村理紗さんに卒業証書・学位記が授与されました。
 学長表彰、特別表彰が行われた後、参列した卒業生たちに鵜飼裕之学長が式辞を、榊直樹理事長が祝辞を述べました。
 鵜飼学長式辞で、「皆さんより長く生きてきた経験から確かなことがあります。それは、いくつになってもスタートラインは訪れるということです。出会いは何度でも訪れ、それに相応しい責任を負って人生は進んでいくということです」とはなむけの言葉を贈りました。(式辞全文はこちらをご覧ください)
 榊理事長は、「皆さんが入学した4年前、私は学長でした。2020年4月2日、皆さんを迎えた日のことを忘れてはいません。入学式と呼ぶにはあまりに名ばかり、この体育館に学部ごとに分かれて集まってもらい、所要時間は10 分足らず。オンラインは講義を伝える方が不慣れなら、講義を受ける皆さんも、操作方法も分からない手探りでした。感染者が出れば教室を消毒し、大学のホームページには感染者発生を公表する日々でした。皆さん、よくぞ我慢し耐えてくれました」と、コロナ禍の試練に耐えた卒業生たちを称えました。
 学長表彰、特別表彰された6人の皆さんです。(敬称略)
 ◇学長表彰 江原帆南(経営学部)、田邉悠夏、(人間健康学部)、齊藤優希(教育学部)
 ◇特別表彰 中村千聖(経営学部)、孙小茹(同)、大道奏(人間健康学部)
 特別表彰の中村さんは、1年休学してまでキャビンアテンダントになりたいという強い想いを貫き、ANA就職を成し遂げました。孙さんは留学生ですが滋賀大学大学院に優秀な成績で合格。大道さんは女子サッカー部キャプテンとしてチームを牽引しました。

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