愛知東邦大学

2024.03.04

吹奏楽団第14回定期演奏会に熱い拍手

 愛知東邦大学吹奏楽団の第14回定期演奏会が3月3日、名東文化小劇場で開催されました。収容350席の会場は地域の東邦ファンも含め満席。4年生1人、2年生1人、1年生3人の5人の迫力ある〝少数精鋭バンド〟演奏に惜しみない熱い拍手が送られました。
 定期演奏会のステージに上がった団員は4年生の新井ひとみさん(S.サックス)、2年生の井村優菜さん(トランペット)、1年生の上瀬海琴さん(T.サックス)、原えみりさん(A.サックス)、藤井智恵子さん(チューバ)。団員5人での定期演奏会は第1回の2人を除けば昨年に続き最も少ない人数となりました。
 午後5時開演のステージは3部構成。第1部が5曲を紹介するコンサートステージ。「昭和世代、平成世代も楽しめるメドレーです」の紹介での「昭和アイドルコレクション」では、「ブラボー」の声も上がりました。
 第2部は楽器の特色を楽しむアンサンブルで5曲、第3部は8曲のマーチングステージ。マーチングステージ2曲目の後、4年生の新井さんが、「TMB(TOHO MARCHING BAND)は昨年末から新年にかけカリフォルニアに遠征し、2016年以来2度目のローズパレードに参加しました。2016年パレードでの先輩たちの姿にあこがれてマーチングを始めた私にとっては感慨深い経験になりました」と語り、アメリカで披露してきた曲を「本日限りのスペシャルバージョン」として紹介。会場は一段と大きな拍手に包まれました。
 「列車戦隊列トッキュージャー」に続いて、吹奏楽団の白谷峰人監督が作曲した「イオンの中を歩きます」では、5人が会場内をパレードし、会場からは「おお」というどよめきや歓声上がりました。途中からは東邦高校マーチングバンド部、愛知東邦大学吹奏楽団卒業生たちも加わりステージを盛り上げました。
 演奏会は熱い余韻を残して終了。会場には終了を惜しむように一段と大きな拍手が続きました。演奏会を見守った東邦高音楽部(吹奏楽部)OB(1961年卒)で、「セントレアスカイ・マーチング・フェスティバル」の企画・運営も手掛ける株式会社イントロダクション代表取締役の森庸全さんは、「僕らの時代は譜面が中心でしたが、覚えるだけでも大変なはずの曲目を5人だけのメンバーこなすパフォーマンスは本当にすごい」と5人の熱演を称えました。
 TMB後援会長の大堀道之さん(東邦高校1961年卒)も「1人も欠けられない5人のメンバーでは病気もできない。それも実力のうちだが、全てがすばらしかった」と絶賛していました。

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