愛知東邦大学

2024.03.01

昨年に続き九州共立大学で大学間連携学生交流プログラム

 大学間連携協定を結ぶ九州共立大学「協定校との地域連携活動による学生交流およびそれによるFDの推進」チームの招待により、2月27~29日、愛知東邦大学経営学部地域ビジネス学科の学生5人、地域創造研究所研究員でもある教員の手嶋慎介・谷口正博(地域ビジネス学科)、産官学連携コーディネーターの松井健斗(株式会社カナメヤ)の3人が福岡県を訪問しました。
 本学を代表して訪問した学生は、地域ビジネス学科専門科目「専門プロジェクト」など、学内外の活動で活躍する経営学部3年の浅井将尊さん(谷口正博ゼミ)、小田修佑さん、小野田竜尚さん、戸田光さん、土橋凌介さん(手嶋慎介ゼミ)の5人。昨年2月訪問以来の対面での交流は、新たに九州女子大学チーム、昨年に続いて中京学院大学チームの参加もあり、賑やかに行われました。
 学生交流プログラムは、27日午後のエクスカーションからスタート。各チームの顔合わせを兼ねて、学問の神様が祀られる「太宰府天満宮」を訪ねた後、北九州市の街を散策しながら他大学生との交流を深めることができました。
 28日午前の学生セッションでは、戸田さんをリーダーとして実施した「大学祭についての学生による活動報告会」のプロジェクトマネジメントについて、土橋さんをリーダーとする「学生主体の検定推進活動」の発表、九州共立大学の防災教育「あそぼうさい」「九女わくわくパーク」「中京学院大学クラブ」、岐阜県東農地域の課題解決学習などの発表がありました。
 午後には、地域連携活動に関して、「地域(産業)資源の活用」をテーマに大学混合でのグループワークが行われました。小野田さんは「他大学の方達と会話を深めていくなかで、自分が全く関わってこなかった分野について見識を広げることができ、とても有意義な時間でした」と話していました。
 その後、地域創造研究所キャリア支援研究部会が企画する研究会が開催されました。中京学院大学の大須賀元彦先生の講演「地域における課題解決型講義の実践報告」に先立ち、同研究所から長野県売木村ブランディング研究部会の取り組み事例として、谷口ゼミでの2年間の実践成果となる事前調査から、現地視察、実施企画の振り返りが行われました。プレゼンテーションを担当した浅井さんと郭さん(中国からオンライン参加)は、確かな手応えを感じていたようでした。
 29日にはTOTOミュージアム(北九州市小倉北区)での団体ガイド付き見学を行いました。TOTOの原点は1912(明治45)年に名古屋の地で事業をしていた日本陶器合名会社(現:株式会社ノリタケカンパニーリミテド)内に作られた製陶研究所であったことなどを学び、九州とのつながりを実感できる体験活動となりました。小田さんは「アウェイでの発表は緊張したが、同じ大学の仲間と腹を割って話す機会にもなった」などと話しており、全日程を終えた5人は「今回の交流会に参加して得たものを、今後の学生生活に活かしていこう」と、新たな目標設定に向けて振り返りを行いました。(手嶋慎介)

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