愛知東邦大学

2024.02.19

「四観音巡りツアー」完結 学生たちに達成感と自信

 経営学部の宮本佳範教授ゼミがJR東海バスとのコラボで商品化した「尾張四観音巡りツアー」が2月18日、無事終了しました。6回のツアー申し込み者は130人。最終週5回目、6回目申し込みは満席の32人という盛況ぶりでした。
 ツアーは「やっとかめ!2コースで巡る尾張四観音コンプリートツアー」。土曜日の「笠寺・荒子コース」と日曜日の「龍泉寺・甚目寺コース」が1月27日から2月18日まで計6回催行されました。両コース参加で四観音参拝をコンプリート(完結)できますが、130人中52人が両コース参加者でした。
 最終日の「龍泉寺・甚目寺コース」のガイドを担当したのは4年生の速水隆介さん、井上和奏さん、井上童葉さん、3年生の三浦彩楓さん。JR名古屋駅広小路口から守山区の龍泉寺に向け出発。午後はあま市にある甚目寺観音の散策と七宝焼体験を楽しみました。
 車内では速水さんが、龍泉寺、甚目寺観音についての解説を行ったほか、参加者4人に記念品が贈られる「じゃんけんゲーム」を仕切り、年輩者の多い車内を盛り上げました。
 ツアーを終え、宮本教授は、「机上の学習で得られない実践学習の成果を実感します」と満足そうでした。「不安もありましたが、JR東海バス様、大学など多くの皆様の温かいご協力のおかげで成功裡に終えることができました。最終的には学生たちの意欲が、自らを成長させたのだと思います」。
2コースに夫婦で参加した名古屋市北区の女性は「学生のみなさんが頑張っているなと思いました。新鮮な発見もあり、教えてもらうことが多いツアーでした」と、「愛知東邦大学」の腕章を巻いて案内役を務めた学生たちに拍手を送っていました。
 毎回、バスに同乗して学生たちを見守ったJR東海バス企画営業部販売促進課課長の大野晋さんからは、ツアー終了の18日夜、大学関係者あてに「120人の目標を上回る130人の申し込みがあり、大きなトラブルもなく終了することができました」とメールが届きました。
 <参加者のアンケートには、学生の方々の「頑張り」に対するご好評が多く書かれており、その頑張る姿が最大の観光資源であったのだと感じる次第です。(「なんチャレ」で最優秀賞に輝いたことも同様にとても嬉しく感じています)ツアーが終了した際の、学生の方々の晴れやかな表情は、単に「肩の荷」が下りただけではなく、達成感と自信に満ちあふれたものであり、とても印象的でした。今後も、この様な「学び」や「経験」を学生の皆様にご提供できるよう努めて参りますので、引き続き、ご支援の程をどうぞ宜しくお願い致します。この度は弊社にとっても新たな知見を得られた産学連携となりました。誠に有難うございました>
 2月17日の「笠寺・荒子コース」には愛知東邦大学で語学研修中の韓国・安養大学からの交換研修生11人も参加し、荒子観音では円空仏彫りの体験もしました。速水さんは「留学生たちは甲冑、仏像など日本の歴史に興味を示していましたが、学生同士なので友達感覚で、英語も交え、アニメとかの話題でも盛り上がりました」と話していました。

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