愛知東邦大学

2024.02.09

「地域と連携した授業・活動報告会」で2報告に最優秀賞

 2023年度「地域と連携した授業・活動報告会」(対面の部)が2月8日、S棟1階のSCホールで開催されました。
 午後1時から行われた報告会の審査員は、榊直樹理事長、舩木恵一副学長、株式会社カナメヤ代表取締役の松井健斗さん(2017年人間学部卒)が務めました。7日に来日した韓国の安養大学からの交換研修生たちも前半まで見学しました。
  18グループの報告終了後、講評した榊理事長は「どの発表も原稿を読むのではなく、自分の言葉でしっかり報告していました。ただ、テーマ設定は面白いが突っ込みや深みで物足りない例もありました。自分たちの中で批判的な意見を出し合い、ディベートを重ねることでブラッシュアップしたら、さらに視野が広がるのではないかと思いました」と述べました。
最優秀賞に選ばれたのは「TOHO Learning House&Guest House TOHO 私達のユートピアは自分たちの力で作ろう」と「名東区を中心としたスポーツ・健康×まちづくり部の活動報告」の2つの報告。
 「TOHO Learning House&Guest House TOHO 私達のユートピアは自分たちの力で作ろう」を報告したのは寮長の経営学部3年生の郭煜杭(かくゆうこう)さん。
 2023年10月から初の留学生寮長に就任した郭さんは、「入学前はホテル業界で3年務めた経験もあります。好きな歌手は中島みゆきと浜崎あゆみです」と自己紹介。新寮長として日々の想いを語りました。「一期一会は私の大好きな言葉です。一生に一度だけしか会えない出会いを大切にしたいと思います。ゲストハウス売り上げはコロナの影響で2023年4月まではキャパ50%でしたが5月からは満室になり、予約増加が続いています。みんなの笑顔を守り、過ごしやすい寮を作りたいです」。
 郭さんは質疑応答でこの1年間での一番の思い出を聞かれ、「中国人留学生と日本人学生との間にできた壁を何とかしたいと思い、忘年会を呼びかけたら、99%が参加してくれ、みんな仲良くなりました。企画して本当によかったです」と語りました。
 名東区を中心としたスポーツ・健康×まちづくり部の活動報告」の報告者は「スポーツ・健康×まちづくり部」の人間健康学部2年生の林空生さん、経営学部1年生の奥村泰地さん、折戸慧希さん、上野凌汰さん。発表の冒頭では「皆さんは昨年、何人の地域の方と関わりましたか。私たちは名東区の1000人から2000人の地域の方と関わりました」と切り出し、学区の運動会やスポーツイベント運営などの活動を報告しました。
 林さんは「2023年に部として活動を始めましたが活動してきたことが認められとてもうれしい。取り組んだイベントの回数が増えた分、地域と関わる回数も増え、地域から得られることがたくさんありました」と喜びを語りました。
 オンデマンド部最優秀賞には「名古屋グランパス×サウジアラビア」を報告した経営学部3年生の石川世理さんが選ばれ、グランパス「ビジコン」とのダブル受賞を果たしました。

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