愛知東邦大学

2023.11.02

人間健康学部が「自然流酒を造る会」の小林さんを招き日本酒について学ぶ

人間健康学部で10月31日、「ものづくりと生きるよろこび」をテーマに地域防災コース特別講座が開かれました。ゲストスピーカーとして招かれた美濃窯業株式会社社外取締役で、「自然流酒を造る会」代表の小林宏明さんが、「ものづくりを通して、生きるよろこびみつけましょう」と約40人の受講学生たちに講義を行いました。

 特別講座は午後1時から、A102教室で行われ、健康、福祉、防災を学ぶ学生たちと教員4人が参加しました。会場運営は尚爾華教授ゼミ3年生の沖田さんと鈴木さんが務めました。
 1981年、地方銘酒を楽しむ会に参加して日本酒に目覚めたという小林さんは、1999年、自分の日本酒を造ることを決め、2000年に「自然流酒を造る会」を設立、2015年には酒造技能士(杜氏資格)の国家資格を取得しました。

 小林さんはご自身の経験を交えて、「ものづくりと生き方」について熱く語り、学生達は真剣に聞いておりました。仲間たちと日本酒造りに取り組んでいる小林さんは、糖化発酵とアルコール発酵を同時に行う工程は世界的に稀であることや、日本酒はアミノ酸が豊富な発酵食品であることなど専門的な解説もしてくださいました。学生たちからは、日本酒の楽しみ方、飲む適量など、積極的な質問も相次ぎ、日本の食文化の一つとして、日本酒について学ぶこと貴重な機会となりました。(尚爾華)

< トップに戻る

Instagram LINE You Tube