愛知東邦大学

2023.09.14

沖縄大学と連携協定書調印式をオンラインで開催

 愛知東邦大学と沖縄大学(那覇市)の大学間連携に関する協定書調印式が9月14日、オンライン形式で行われました。
 沖縄大学は沖縄県がアメリカの施政権下にあった1961年に琉球政府下で開学した私立大学です。1972年の日本復帰で、無認可状態という苦難の時代を経て1974年に文部省に認可されました。経法商学部、人文学部、管理栄養学部があり学生数は約2400人です。

 愛知東邦大学では2022年度の大学協議会に、沖縄大学と交流協定締結案が提案されました。「学生の知見を広めるため、学生間交流を実施する。名古屋と沖縄という地域性を活かした連携により、それぞれの地域で異なる歴史、風土、文化で学び、視野を広げ、個性を磨くことで学生の成長を期待する。教職員の能力開発向上のため、教職員の交流を実施し、互いの教育理念、特色を活かした連携のもと、教育・学術研究の質向上、地域貢献機能の強化を推進し、学術研究の高度化を図る」という目的です。

 調印式は沖縄大学の嘉数健悟教務部長の司会で進められました。愛知東邦大学からは鵜飼裕之学長、舩木恵一副学長と西尾敦史人間健康学部長、堀篤実教育学部長ら7人、沖縄大学からは山代寛学長(健康栄養学部健康栄養学学科教授)、黒木義成副学長(人文学部国際コミュニケーション学科教授)ら8人が出席しました。

 両学長が「相互の教育理念、特色を活かした連携のもと、教育・学術研究の質向上に資することを目的とする」という協定書にサイン、オンライン画面で確認し合いました。
 調印後、両学長があいさつ。鵜飼学長は創立100周年を迎えた東邦学園の歴史紹介したうえで、愛知東邦大学について、「収容定員が1400人という小さな大学ですが、知識だけでなく人間として成長できる教育を行い、〝オンリーワンを、一人に、ひとつ。〟を掲げ、人間として成長できる、個性を際立たせる教育方針で進んでいます」と紹介しました。
 山代学長は沖縄大学について、「1956年にできた学園を母体にした沖縄では初の私立大学ですが、復帰に伴い難しい時期があり、一度は廃校の危機にも直面しました。困難を乗り越えた経験から、現在は地域共創の理念を大切にしています」と紹介しました。
 両学長のあいさつに続いて両大学の大学紹介が行われました。沖縄大学の詳細は同大公式ウェブサイトをご覧ください。

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