愛知東邦大学

2023.07.25

教育学部が小学校教育実習で成果報告会

 教育学部は7月17日、2023年度教育実習Ⅱ(小学校)成果報告会を開催しました。5月下旬から6月中旬までの3週間、小学校の教育実習に行った初等教育コースの4年生から報告が行われました。どの学生からも大変充実した教育実習の様子が報告されました。
 5・6限を使って行われた報告会は、学生によって司会進行や運営が行われ、手作り感のある会となりました。
 実習生からは、「小学校教師のやりがいを感じることができ、この3週間で学んだことは私の宝物です」「子どもは先生をよく見ている。子どもたちの前では、できるだけ笑顔でいることが大切だと思いました」「一生懸命頑張っていれば、子どもたちや先生方が助けてくれるということがわかりました」「指導教官の先生からいただいた“大切なことは、全て子どもたちが教えてくれる”という言葉は、心に残る言葉でした。教師として教壇に立ってからも、子どもに学び続けていきたいです」などといった報告が行われました。
 また、参加した3年生に対しては、「不安だと思いますが、何事にも主体的に取り組むことが大切です。どんどん失敗して、どんどん成長してください」「子どもたちがわからないときは、教師の発問が悪いということだから、子どものせいにしないように」「子どもたちは信じられないくらい可愛いです。だから、子どもの目線に立って授業を考えることが大切です」「私たちが実習に行けるのは、当たり前のことではないから、先生方に対して礼儀を大切にしてください。」などといったメーセージを伝えていました。
 最後に設けたグループチャット(3年生質問コーナー)では、6グループに分かれて、来年度の小学校の教育実習に行く3年生と4年生との交流が行われました。どのグループにおいても積極的な交流が行われ、3年生からの質問に対して4年生が教育実習の経験を通じてわかったことを丁寧に答えていました。
 参加された先生方からは、「3週間がみなさんにとって成長につながった様子がわかりました。これからも感謝の気持をもち、授業力や学級経営について、謙虚に学んでいってください」「教員は現場で育つ。学級をもったとき、子どもが学んだことを生活に結びつけることができるような先生になってください」「教学相長(きょうがくあいちょうず)という言葉のように、これからは、子どもたちの記憶に残るような先生になってください」などの講評をいただきました。
 大変お忙しい中、実習生を受け入れて指導してくださった小学校現場の先生方に感謝いたします。この教育実習で得た貴重な経験を、将来に繋げていってほしいと思います。(山本かほる、白井克尚)

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