2023.07.18
南国商学院の丁さんが4か月の研修を終えあいさつ
愛知東邦大学で研修を行っておられた中国広東外語外貿大学南国商学院の丁瀾さんが、研修業務を終えられました。丁さんは同学院の丁小軍理事長の長女で、4月から7月までの予定で愛知東邦大学において広く日本の高等教育について学ばれました。
当初は同学院の日本語教師である魏達因さんも通訳としてお越しになっていたのですが、ご事情で途中からはお一人での研修業務となり、地域・国際交流課の浦雪さんが代わりに通訳を務めてくれました。
日本の大学教育の現場の状況や、東邦高校の教育内容にとどまらず、他学への視察もありました。丁さんは7月18日午前10時から、H棟1階で、榊直樹理事長も見守る中、大学職員たちお別れのあいさつをしました。(久野正人)
【丁さんのあいさつ要旨】
4月1日からの研修は私の人生にとって貴重な財産となりました。愛知東邦大学に来ることができたのは理事会や諸先輩方のご支援のおかげです。素晴らしい思い出がたくさんあるのは、ここにいらっしゃる皆様のおかげであり、この場で感謝の気持ちを述べさせていただきます。
この4か月間の勉強を終えて、私は改めて教育という仕事の価値を実感しました。私たちは異なる国に住み、異なる文化的背景を持っていますが、本質的にやっていることは同じで、それは生徒のために奉仕し、教育を使って、人間がよりよく生きられるようになることを願っていることです。
未来には未知の可能性がたくさんあり、学校の発展にはあらゆる挑戦と創造が伴います。お互いに理解し合うことをあきらめないでこそ、平和な世界を築き、よりよく生き抜き、よりよい教育を語ることができるのだと思います。
オープンマインドで考え、コミュニケーションを諦めず、平和を追求します。この4か月間、お世話になりました。将来、桜が満開になる頃、また桜の木の下で榊理事長と平和のジェスチャーで写真を撮れる機会があることを願っています。(浦雪訳)