愛知東邦大学

2023.06.18

宮本ゼミ生たちがJR東海バスと連携しバスツアー企画 「なんでもチャレンジ」にもエントリー

 経営学部の宮本佳範教授ゼミ生たちがJR東海バス(ジェイアール東海バス株式会社)との産学連携プロジェクトとして、一般の人たちを対象にしたバスツアーを企画することになり、6月16日、愛知東邦大学でキックオフミーティングを行いました。
 キックオフミーティングは 5限目(午後4時20分から)を使い、B301教室で行われ、宮本教授と4年生4人と3年生2人のゼミ生6人、JR東海バス担当者2人が参加しました。
 最初に宮本教授がこれまでの経緯を説明しました。宮本ゼミでは毎年、3年生のゼミで愛知県主催の「観光まちづくりアワード」に応募して、います。コンテスト形式で愛知県の観光を盛り上げる企画を競い合うもので、2022年度は1チームが、書類選考を通過して今年1月30日に行われた最終プレゼンに残りました。残念ながら受賞は逃しましたが、宮本ゼミ生たちの発表に関心を寄せたJR東海バス側との交流が生まれました。
 最終プレゼンをしたのは張争赫さんと矢島尚弥さんで、発表テーマは「尾張四観音と名古屋城をめぐる旅」。尾張四観音(荒子観音・甚目寺観音・龍泉寺観音・笠寺観音)の知名度アップ目指して、周遊クーポンモデルコースを企画し、全国からも周遊客を呼び込もうという意欲的な内容を10分間のプレゼンにまとめました。
 5月になってJR東海バス側から企画営業部販売促進課の大野晋課長、則竹翔人氏が宮本研究室を訪れ、学生たちと連携して、「尾張四観音と名古屋城をめぐる旅」をツアーとして商品化する方向での話し合いが進みました。
 キックオフミーティングでは、宮本教授から、地域・産学連携センター運営委員会、大学協議会での了承を得たうえで大学とJR東海バスとの産学連携協定が結ばれる見通しであること、学園創立100周年事業の一つである「TOHOなんでもチャレンジコンテスト」のエントリー企画としても取り組むことになったことなどが報告されました。
 JR東海バス側も大野課長があいさつし、「何でもチャレンジ精神はすばらしい。サントリーの〝やってみなはれ〟精神と同じ。〝なんチャレ〟でも賞が取れるよう我々も企画に貢献できたらと思います」と学生たちにエールを送りました。
 学生たちを代表して「観光まちづくりアワード」でプレゼンした4年生の矢島尚弥さんは「お互いに協力し合いながら、やってよかったと思えるような企画の実現を目指して活動にしていけたらと思います」とあいさつしました。

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