愛知東邦大学

2023.06.14

人間健康学部で学生34人が参加して「認知症サポーター養成講座」

 人間健康学部で6月13日午後1時から、「認知症サポーター養成講座」が開催され、地域防災コース34人の学生と教員4人が参加しました。司会は藤沢真理子教授ゼミ3年生の早川翔弥さんと大脇日和さんが務め、名東区北部いきいき支援センタースタッフ3人が講師となって進められました。
 最初に、同いきいき支援センターの上田善美さんによる認知症サポーター養成講座テキストを使った説明がありました。その後、センタースタッフが「おばあさん役」になって、学生たちに家に帰る方法を尋ねるロールプレイが行われました。
 受講者した学生34人には「認知症サポーター」の資格が与えられました。学生たちからは「認知症になっている人、一人ひとりがかけがえのない人間であるということが印象的だった。こちらが優しく穏やかな様子で対応することが重要であると大変勉強になった」「これからの人生で、自分の家族や親戚、近所の方が認知症になった時、今日学んだように手助けしたいと強く思った」等の感想がありました。
 まとめのDVDでは、ごみの出し方がわからなくなった認知症の方や、コンビニで財布から小銭を出すのに手間取る認知症の方に対する対応方法について学ぶことができました。企画を進めた藤沢教授は、「地域防災コースには警察官や消防士などを目指す学生がおり、将来認知症の方を支援する役割が期待されます。コンビニでバイトをしている学生も多いので、今日の対応方法を活用してくださればと思います」と話しています。

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