愛知東邦大学

2023.05.19

経営学部ゼミ生たちに「白川郷の自然環境を守る会」の三島氏が講演

 岐阜県の白川郷田島家養蚕展示館館長である三島敏樹氏による記念講演が、5月19日、ステューデントコモンズでの経営学部・佐々木裕美教授ゼミ授業内で行われました。
 三島氏は白川郷の生まれで、「白川郷の自然環境を守る会」での活動に長年関わってきました。また、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」が世界文化遺産に登録された後、保存会会長として世界中の文化遺産を訪れ、伝統と文化の保護について熱心に議論をしてきました。
 講演では、伝統文化継承の現実と課題が中心のテーマとされました。 三島氏は、伝統を守ることとはどういう意味を持つのか、また文化を守ることの重要性について情熱的に語りました。自身の経験から、伝統を守り続けることがどのような人生を築くことに繋がるのか、ゼミ生たちに示唆しました。
 経営学部の佐々木ゼミの他に、手嶋、深谷、宮本ゼミ生たちも参加し、40人近くが聴講生しました。ゼミ生たちは、真剣なまなざしで三島氏の講話を拝聴していました。それぞれの将来の人生について考える機会を得たと思います。
 三島氏は、講演の中で、伝統を守り続けることの重要性を強調しました。 伝統を守ることで、自分自身や周囲の人々とのつながりを保ち、地域や文化の継承に貢献しすること、伝統を守ることが個人の成長や幸福にも繋がるという考えを示しました。
 三島氏の人生観や経験から学ぶことで、将来の人生や社会貢献について考え方に新たな視点を持つことができました。
経営学部のゼミ生たちは、この貴重な機会を育て、伝統を守ることの大切さや自身の人生における役割について学んだと思います。学生た
ちにとって刺激的で意義のある時間になりました。(地域・国際交流課  安井文康)

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