愛知東邦大学

2023.04.17

「コミュニケーション力磨き共感する力を」 卒業式で鵜飼学長

 2022年度卒業証書・学位記授与式が3月23日、S棟2階アリーナで行われ、309人が母校に別れを告げました。卒業生の大半がコロナ禍に突入した2019年度入学者たちで、入学時からオンライン授業など制約されたキャンパス生活を余技なくされました。
 2023年5月からは新型コロナウイルス感染法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ5類に移行するなど普段の日常生活に戻りつつあるものの、3月は人の移動も多いため、式典参加者は卒業生、教職員のみとし、2回に分散して行われました。
 午前10時からは人間健康学部(卒業生113人)と教育学部(同68人)、午後2時からは経営学部(同128人)の式典が行われました。それぞれ各学部代表者に卒業証書・学位記の授与が行われた後、学長表彰、特別表彰が行われた後、参列した卒業生たちに鵜飼裕之学長が式辞を、榊直樹理事長が祝辞を述べました。
 鵜飼学長は3年以上に及んだコロナ禍と、「with corona」の時代に触れ、「様々な分断を体験した私たちには、自分と家族、自分と友人、そして自分と社会などの関係性を改めて問い直すことが求められています。with corona社会での自分自身の生き方を見つけてください」と述べました。そして「AI時代にも通用する様々なコミュニケーション力を磨き、『共感する力』を豊かに築いてください」と訴えました。(式辞全文はこちらをご覧ください
 榊理事長も「大学4年間に何が残ったかを問われたら、東邦学園が100年前から掲げてきた校訓と建学の精神である、真面目と真の信頼という言葉を思い出してください。卒業する皆さんの中には、硬式野球部を念願の愛知大学野球リーグの1部に昇格させてくれたキャプテンもいます。まさにコミュニケーション力とチームワークの賜物です。皆さんがきっと荒海を乗り切ることを信じて祝辞とします」と締めくくりました。
 学長表彰、特別表彰されたのは12人の皆さんです。(敬称略)
 ◇学長表彰 尾関日佳衣(人間健康)、大橋海斗(教育)、又吉李樹(経営)、趙逸明(同)◇特別表彰 神谷千菜(人間健康)、纐纈みつき(教育)、天野まい(同)、鬼頭杏奈(教育・社団法人全国保育士養成協議会会長表彰)、小嶋優香(経営)、渡邉麻衣(同)、松田彩巴(同)、渡邊紫穂(同)

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