愛知東邦大学

2023.02.21

九州共立大学で大学間連携の「学生発表会」を開催

 2月16(木)~18日(土)、愛知東邦大学と大学間連携協定を結ぶ九州共立大学「他大学との相互連携における地域連携活動による学生交流およびそれによるFDの推進」チームによる招待により、学生2名と経営学部教授・手嶋慎介の3名が、福岡県を訪問しました。
 本学を代表して訪問した学生は、地域ビジネス学科専門科目『専門プロジェクト』など、学内外の活動で活躍する経営学部3年の高橋涼馬さん(吉村美路ゼミ)と、武馬知希さん(手嶋慎介ゼミ)の2名。2020年2月訪問以来の対面での交流は、中京学院大学チームの参加もあり、賑やかに行われました。

 17日午前中の学生セッションでは、Pepper(ペッパーくん)を用いた防災教育の取り組み「あそぼうさい」についての九州共立大学の発表や、岐阜県東濃圏域をSDGsの視点から分析・提案するなどの中京学院大学の発表がありました。武馬さんは「センキョ割について」、高橋さんは「2022年度・活動報告 名古屋六大学討論会プロジェクト」をそれぞれ発表しました。他大学生の発表について、「それぞれの取り組みがすばらしく、どのように地元を盛り上げていきたいのか具体的な提案もあり、実現したら楽しそう」と武馬さんは話していました。

 午後には、地域連携活動に関するグループワークが行われました。「地域活動におけるユニバーサルデザイン」をテーマとして、7つの原則(公平性、自由性、単純性、明確性、安全性、省体力、空間性)をもとに各グループで考えをまとめ、全体にシェアされました。他大学生とのグループワークについて、「地域が違うだけで地域活性化のアプローチ方法が大きく違うと感じました」と高橋さんは話していました。

 18日には、エクスカーションとして学問の神様が祀られる「太宰府天満宮」を訪ねました。ボランティアガイドさんの説明に耳を傾けながら、就職採用試験に向けて成就祈願。他大学生との交流を深めることができました。

 全日程を終えた2人は、他大学や愛知県外での活動について「初めてでとても緊張した」「質疑応答などで自分たちの活動を全く知らない方々に限られた時間の中で簡潔にわかりやすく伝える難しさを感じた」「この経験を活かして、様々な出来事に挑戦していきたい」などの振り返りを行い、越境学習の効果を感じていた様子でした。

(経営学部教授 手嶋 慎介)

 

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