愛知東邦大学

2023.02.21

3年生対象に学外では8年ぶり「業界研究会」を開催

 2024年3月卒業の3年生を対象に、企業の人事担当者から直接会社説明を聞ける「業界研究会」が、2月20日午後1時から、名古屋市東区葵の千種駅近くのホテルメルパルク名古屋で開催され、メーカー、商社、物流、建設、金融など49の企業がブースを設け、120人近くの学生が参加しました。
 学外での業界研究会の開催は8年振り。ホテルの大広間での開催は、ワンフロアで多くのブースを回って、就職先の視野を広げてほしいとの意図が込められています。学生たちは各ブースの人事担当者の話に、真剣にメモを取ったり、質問を重ねたりして終了時間いっぱいまで何社も回っていました。熱心に質問する学生や、順番待ちするブースが目につきました。
 愛知東邦大学の卒業生が人事担当者として臨んだ企業も何社かありました。株式会社青電社の木本里乃さんは2年前に経営学部を卒業。「愛知東邦大学の学生は元気が良くて前向き」と感心しながら「私の就活はコロナ禍と重なり、こんな大きな催しはありませんでした」と少々うらやましそう。
 6年前に人間学部を卒業した株式会社光和設計の加藤菜摘さんは「皆さん私にとって後輩なので、自社PRは勿論ですが、就職活動全般へのアドバイスについつい力が入ってしまいます」と笑顔で話してくれました。
 参加した学生からも「他の業界研究会にも参加しましたが、ここでは担当者と非常に距離が近く質疑応答がしやすい」「希望する業界はありますが、他の職種も見てみたいと思い参加しました。多くの企業ブースの話を聞いて今後の就活に役立てたい」との前向きな声が多く聞かれました。
 学生・キャリア支援課の松井慶太課長補佐はこの企画について、「就職活動は行動量が大事。学生たちが活動の視野を広げて積極的に行動できるよう、今回のようなきっかけを投げ続けていきたい」と話しています。

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