2016.09.20
『東邦商業新聞』を再発見 新たな学園史発掘に期待
『東邦学園五十年史』の編纂などで活用され、史料的価値が高く評価されたものの、長い間その所在が不明だった『東邦商業新聞』保存版が学園施設の倉庫に眠っていたことが分りました。
1928(昭和2)年に創刊された『東邦商業新聞』は、戦局が緊迫する1940(昭和15)年の111号まで発刊されました。第100号特集号(1939年5月31日)で下出義雄校長が、「中等学校で新聞など出している様な学校は全国でも一つも無い時代に、東京商大の一橋新聞、東京帝大の帝大新聞を真似て東邦商業新聞が生まれた訳である」と述べているように、旧制の中学校、実業学校で新聞を発行していた
学校は東邦商業以外に、他にはなかったと思われます。
再発見された貴重な新聞をどのように活用すべきなのか。所在を探し続けていた地域創造研究所顧問の森靖雄氏にお聞きました。詳しくは「TOHOインタビュー」第33回をご覧ください。