愛知東邦大学

2022.10.03

初の熱田球場 空中戦に泣き連敗 もう負けられない

 愛知大学野球秋季リーグ第5週で愛知東邦大は中部大に連敗、勝ち点2はなりませんでした。球場は愛知東邦大にとって初体験となる熱田愛知時計120スタジアム。10月1日の第1戦では中部大を上回る10安打を放ちましたが、両翼91.44mと、パロマ瑞穂球場(同99.1m)などに比べ本塁打が出やすい球場とあって、2回に1点を先行するも2回と4回に中部大の清水智裕選手に3号、4号となる2発を決められ1-3と逆転されました。
 東邦も6回、キャプテン又吉李樹(4年)が1部リーグではチーム1号となる1発を左翼スタンドに打ち込み追いかけましたが及びませんでした。
 2日の第2戦は両軍とも本塁打は出なかったものの、東邦先発の上田空大(3年)が4回までに3点を奪われ、1-4で連敗しました。
 熱田愛知時計120スタジアムは、熱田球場と呼ばれ1963年に堀川沿いに誕生。かつては夏の甲子園を目指す全国高等学校野球選手権愛知大会の決勝が開かれるなど、愛知県の高校野球の聖地として親しまれてきました。球場外壁には「熱い夏を振り返る」として、平成元(1989)年の第71回大会に東邦高校が山田喜久夫投手を擁し、春に続いて甲子園を決めた時の県大会戦績を始めとした同球場開催試合結果のパネルが展示されています。
 地下鉄西高蔵駅から徒歩4分というアクセスの良さはあるものの、隣接する住宅地へ場外飛球が飛び込まないための高いネットが張りまぐされていいます。
 第1戦終了後、田中洋監督は「パロマ瑞穂球場ならレフトフライのはずなのに2発も放り込まれてしまった」と、及ばなかった追撃を悔やみました。
 昇格初の1部舞台となった秋季リーグ戦も愛知東邦大にとっては10月15日からの中京大戦が最終戦。負けられない最後の奮起を応援しましょう。

◇第5週10月1日(熱田愛知時計120スタジアム第2試合)
 愛知東邦大 010 001 100=3
 中 部 大 010 200 01x=4
(東邦)徳久遼(3年)―松吉颯生(同) ▽本塁打 又吉李樹(4年)▽2塁打 松吉颯生(3年)
◇同10月2日(熱田愛知時計120スタジアム第1試合)
 中 部 大 010 200 001=4
 愛知東邦大 010 000 000=1(中部2勝、勝ち点2)
(東邦)(東邦)上田空大(3年)、宮川昂矢(1年)、玉井裕一郎(3年)、池田和弥(4年)、富田鋼希(3年)―松吉颯生(同) ▽2塁打 青木柊斗(3年)
 試合結果や今後の日程等は愛知大学野球連盟ウェブサイトをご覧ください。

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