愛知東邦大学

2022.06.11

創部22年 1部昇格へあと1勝

 愛知大学野球春季リーグ1部2部入替戦戦第2週(2勝先勝)の第1戦が6月11日、愛知学院大日進グラウンドで行われ、愛知東邦大学は東海学園大学(1部6位)に10―1で勝利しました。12日の第2戦に勝てば、2001年の創部以来22年にして悲願の1部リーグ昇格が決まります。
 愛知東邦大は初回、ヒットで出塁の2番西尾洸祐(3年)が3番青木柊斗(同)の3塁打で返り1点、4番松吉颯生(同)の犠牲フライで2点目。2回にも2死2、3塁でまたも青木が走者一掃の2塁打で4点目。4回に1点、5回に3点、9回にもダメ押しの2点を加えて2ケタに乗せる10点目。
 投げてはこの日も頼れる左腕の徳久遼(3年)要所を締めて完投、東海学園大打線を1点に抑え込みました。
 先制の3塁打で攻撃の口火を切るなど大活躍の青木は背番号5を25に変えて攻守に躍動。「これまでチャンスに打てず、悔しい思いをしてきたので打ててうれしい」と会心の笑顔。田中洋監督も「25の番号が空いていたので心機一転の意味で変えさせました」とずばり当たった采配にうれしそううでした。
 この日は多くのOBたちも応援も駆けつけ後輩たちの活躍を見守りました。
 2年前の東海学園大との入替戦を経験している大井一樹さん(2022年3月卒)は「2年前は初めて入替戦ということもあり、1部リーグの東海学園大の選手が大きく立ちはだかっているように見えました。主戦投手も2人いて歯が立たなかったという感じでした。それに比べたら今年の後輩たちは頼もしい。この勢いなら明日は絶対勝てます」と嬉しそうでした。
 1部リーグ昇格に王手がかかった第2戦は同じ愛知学大日進グラウンドで6月12日正午プレーボールです。歴史的瞬間のかかった試合を応援しましょう。

◇1・2部入替戦第2週第1戦(6月11日、愛知学院大日進グラウンド)
 愛知東邦大 220 130 002=10
 東海学園大 000 010 000=1
 (東邦)徳久遼(3年)―松吉颯生(同)▽3塁打 青木柊斗(3年)、清水雄也(2年)、松吉颯生(3年)▽2塁打 青木柊斗(同)

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