愛知東邦大学

2022.03.28

読谷村奨学生ら学生寮卒業生5人が総括報告会

 沖縄県読谷村との包括連携協定に基づく愛知東邦大学の読谷村村長推薦者特別奨学生だった卒業生と学生寮ラーニングハウス(TLH)卒業生の計5人による2021年度総括報告会が3月26日午後1時半からオンラインで開催されました。
 教室も使用して報告を行ったのは3月17日に卒業式を終えた経営学部卒の折田葵さん、金城美起さん、人間健康学部卒の伊波蒔子さん、末廣佳都さん、教育学部卒の比嘉成美さん。折田さんと比嘉さんは読谷村村長推薦者特別奨学生です。
 報告では全員が寮生だったこともあり、ゲストハウス運営、認知症カフェ活動、地域祭りへの参加を通しての地域住民との交流体験など寮活動を中心にした報告が目立ちました。卒業後の進路報告では、非正規採用ながら読谷村役場職員として農地活用推進課での仕事に挑む折田さん、愛知県で小学校講師として教壇に立つ比嘉さんらを始め、それぞれが新たな挑戦への決意を述べました。
 報告会には鵜飼裕之学長、榊直樹理事長、卒業生のゼミ担当教員ら教職員、寮生らのほかに読谷村役場からも企画政策課の城間康彦課長、山城拓也さんが参加。
 山城さんは「皆さんの報告を聞かせていただいて、愛知東邦大学で充実した濃い4年間を過ごされたんだと感じました。読谷村以外の地で働く方もいますが、リモートやSNSなどいろんな形で関われる時代です。これからもつながり続けながら、いろんな形で村づくりに一緒に取り組んでもらえたらと期待しています」とあいさつしました。
 鵜飼学長は、「私の経験からも学生時代は、それぞれのリュックを背負って入学し、いろんなものを詰め込んで卒業していきます。皆さんの報告も、リュックに詰まったものについての報告だったと思います。これから社会に出て、さらに詰め込んでいく生き方が始まります。予期せぬことにも遭遇すると思いますが、時々リュックをのぞいてみながら、自然体で活躍していくことを期待しています」とエールを送りました。

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