愛知東邦大学

2022.03.04

尚教授講演の健康セミナーを人間健康学部卒業生がアシスト

 愛知県健康管理士会(特定非営利法人)主催の第33回公開健康セミナーが2月27日に開催され、人間健康学部の尚爾華教授が「長寿社会を健康に生きる~地域の健康づくりをめざして~」をテーマに特別講演を行いました。セミナーは中区のナディアパーク6Fにある名古屋市市民活動推進センター集会室で午後1時から開かれましたが、人間健康学部2021年卒業生の川本彩香さんがアシスタントを務めました。
 尚教授は、「高齢者の虚弱化(フレイル)進行を緩やかにし、健康寿命を延ばすことが喫緊の課題」と指摘。フレイル進行を緩やかにする効果での最新の疫学研究、実践報告、withコロナにおける健康課題を中心に講演しました。
 セミナーは会場とオンライン(Zoom)で同時開催され、国内外から合計54人が参加。愛知東邦大学から参加した人間健康学部の丸岡利則学部長は「高齢者の社会的な役割が大切」とコメント、渡辺弥生准教授からは健康管理士の育成状況が紹介されました。「ふまねっと運動」に取り組んでいる中野匡隆助教も加わり、講演後の「ふまねっと運動体験会」では、アシスタントの川本さんが参加者をリードし、プログラムを楽しく盛り上げました。
 川本さんは東邦高校出身で、在学中に日本成人病予防協会の健康管理士一般指導員の資格を取得。この資格を生かし、名鉄関連の会社に就職し、現在は高齢者健康サポート部門で活躍しています。
 尚教授は「学生たちに卒業生の活躍ぶりを伝え、健康管理士一般指導員養成校として、在学生たちの資格の取得を推進していきたい」と話していました。

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