愛知東邦大学

2022.02.05

「地域と連携した授業・活動報告会」をオンライン開催

 2021年度の「地域と連携した授業・活動報告会」(地域・産学連携委員会主催)が2月4日に開催され、14の実践事例が報告されました。
 報告会は当初、オンデマンドと対面の2方式で開催予定でした。しかし、新型コロナ感染拡大で、愛知県のまん延防止等重点措置実施に伴い、対面方式をオンライン方式に変更しての開催となりました。
 報告者のみが、自分の発表時間に合わせ、L棟4階のLCホールに足を運び、用意された配信席から配信用カメラに向かい6分以内で発表して退場。視聴、審査はすべてオンラインで行われ、1報告ごとに鵜飼裕之学長、地域・産学連携センター運営委員会委員長の上條憲二経営学部教授、平和が丘学区連絡協議会の後藤浩一郎会長らが審査、採点を行いました。
 審査の結果、最優秀賞には人間健康学部4年生の末廣佳都が選ばれました。末廣さんは、雪山ファッションブランド「edge」の立ち上げ、中学2年生たちへの職業講話の実施、BS12のテレビ番組「夢らぼ」への出演など、大学4年間で挑戦した体験、兵庫教育大学大学院への進学を報告。榊直樹理事長から求められた後輩へメッセージとして「失敗を恐れず挑戦し続けることで新たな景色が見えてきます」と、チャレンジ精神の大切さを語りました。
 表彰された5人と報告テーマは次の皆さんです。
 ▽最優秀賞 人間健康学部4年末廣佳都さん「大学4年間での学びと今後の挑戦」▽優秀賞 経営学部地域ビジネス学科3年小嶋優香さん「センキョ割ってなに?~活動報告を含めて~」、同2年宮田葵さん「グランパスが変える日本のSDGs」▽地域連係賞 経営学部地域ビジネス学2年高橋涼馬さん「六大学討論会プロジェクト」、同国際ビジネス学科4年謝イットウさん「挑戦し続け、自分を変えよう」
 事前の動画審査によるオンデマンド部門の最優秀賞には経営学部地域ビジネス学科4年の鈴木佐季さん「スポーツとAR」が選ばれました。
 講評で上條委員長は「毎年、着実に発表内容のレベルが上がっており、テーマが学内だけでなく学外にも向けられ、地域からの視野が広がってきていると思います。プレゼンテーションもうまくなってきています。2年後の学園100周年では、愛知東邦大学だけでなく東邦高校も含めた学園全体でこうしたプレゼン大会が開催できればと考えています」と述べました。
 鵜飼学長も「素晴らし発表でした。今後、発表内容をさらに分析、深掘りし高めてくれればと期待しています」とあいさつ。榊理事長は、発表者の中には、卒業生の松井健斗さん(2017年人間学部卒)が取り組む企画やアイデアに関わった報告もあった点をあげ、「数年前の卒業生が後輩たちに暖かい目を向けていることに感謝します。卒業を迎える発表者の皆さんも、ぜひ後輩たちを見守り、成長の場を与えてやってください」と述べました。

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