愛知東邦大学

2021.10.01

「Uターンシップ」での人材育成めざし長野県阿南町と包括連携協定を締結

 愛知東邦大学と長野県阿南町との包括連携協定締結式が101日、H401教室で行われ、鵜飼裕之学長と勝野一成町長が協定書に署名し包括連携協定がスタートしました。愛知東邦大学が県外の自治体と包括連携協定を結ぶのは2016年の沖縄県読谷村に次いで2例目。読谷村と同様に、相互に協力し、地域社会の発展と人材育成、学術振興への寄与、特に阿南町出身学生の故郷でのインターンシップ「Uターンシップ」を通しての地域発展への貢献を目指します。

 阿南町は下伊那郡南部に位置し、西は売木村など、南は愛知県豊根村などと接し人口4360人(9月1日現在)。公式サイトで「南信州祭り街道の里」を掲げるなど、自然豊かな町をPRしています。

 勝野町長は「町を出て大学で学び、休み中に帰省しながら自分を磨き上げた学生が地元に戻ってもらうのは町にとって非常に重要なこと。今回の愛知東邦大学からの提案に心から感謝しています」とあいさつしました。

 鵜飼学長は「こういう機会を利用して、学生を阿南町で学ばせるプログラムを考え、地方が抱える問題についても考えていきたい」とあいさつ。橋渡し役を務めた榊直樹理事長も「今回の協定締結のヒントになったのは読谷村との協定。本学と交流がある売木村村長さんを通して新たな交流が生まれた阿南町の勝野町長にすぐに反応していただきました。町を大切に育てていこういう阿南町のために少しでもお役に立てればうれしく思います」と述べました。

 締結式には他に、阿南町側から勝又司教育長、浅井真也・阿南高校校長、宮島久男・阿南高校同窓会長らが、愛知東邦大学からは長沼英樹事務局長、藤井玲子事務長が同席しました。

 

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