愛知東邦大学

2021.09.14

今瀬研究室の窪田研究生らが地域活性学会で研究発表

 経営学部の今瀬政司准教授研究室に所属する研究生、窪田莉奈さんと窪田由奈さんが、地域活性学会「第13回研究大会」で研究論文を発表しました。2人は双子姉妹で、20213月に本学の経営学部地域ビジネス学科を卒業後、本学の2021年度研究生試験に出願、合格して、研究活動に取り組んでいます。今瀬准教授からの報告です。

 窪田莉奈さんは、研究大会のPセッションで研究論文「『七宝みそ』の伝統と展望」を発表しました。愛知県あま市七宝町の特産品「七宝みそ」がどのように繁栄して地域に貢献してきたのか、多くの味噌・醤油蔵元が廃業する中で、唯一残る蔵元 佐藤醸造()がその文化を次世代に繋げる取組みをどのように行っているのか等を調査しました。

 窪田由奈さんは、Vセッションで研究論文「尾張七宝焼の伝統と展望」を発表しました。あま市七宝町の伝統工芸品「尾張七宝焼」が今後も存続・発展して、その素晴らしさを地元住民自身にも改めて理解が広がるとともに、それを通して住民同士の交流を図るためにはどうしたらいいのか等を調査して提言を行いました。

 地域活性学会は、2008年に設立して1000人を超える会員が研究交流等を行っています。
 「第13回研究大会」(202191112日)は、金沢星稜大学を主会場に金沢市内の施設で開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン開催となりました。
 66件の研究発表、4件の自治体・団体発表、5件の企画セッション、4件の講演・シンポジウム等があり、延べ710人の参加がありました。研究発表の詳細については、今瀬政究室ホームページに掲載されています。研究論文が収録されている「第13回研究大会論文集」は、地域活性学会ホームページに掲載されており、国立国会図書館にも所蔵される予定です。なお、指導教員の今瀬准教授も地域活性学会「第13回研究大会」で研究論文「協働による地域づくりの成功要因と波及課題」を発表しました。

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