愛知東邦大学

2021.04.05

2年ぶりに入学式 3学部で新入生が決意を「宣言」

 愛知東邦大学の2021年度入学式が4月2日、S棟2階アリーナーで行われました。コロナウイルス禍の昨年は中止となり、2年ぶりの開催となりましたが、感染防止のため、教職員のみの参列による学部ごと開催となりました。式典の様子は、参列できない家族や、中国で待機中の編入学予定学生らのために大学ホームページでライブ配信されました。

 新入生は360人(教育学部68人、人間健康学部136人、経営学部148人、編入生8人)。式典は午前10時から教育学部、午後1時から人間健康学部、同3時から経営学部の順に行われました。

 鵜飼裕之学長は式辞で、2年後に100周年を迎える東邦学園が、明治期から大正期にかけて、中部産業界のリーダーでもあった下出民義によって、「真に信頼して事を任せうる人格の育成」を建学の精神に掲げて創立された歴史を紹介。「建学の精神を受け継ぎ、きらりと光る独創性を如何なく発揮し、人材育成と学術で地域社会の活力を生む創発大学として新たな時代を切り拓いていきます」と愛知東邦大学の長期ビジョンを語り、各学部新入生たちに激励のエールを送りました。式辞の全文はこちらからご覧ください

 榊直樹理事長も今春卒業した先輩学生たちの活躍ぶりを紹介しながら祝辞を述べました。

 各学部で、それぞれ在学生代表が歓迎の言葉を贈り、新入生を代表してスポーツ・音楽推薦入学者の3人が学生生活への決意を「宣誓」しました。

 

教育学部代表・近藤木菜美さん(吹奏楽団)

 中学生でサックスという楽器に出会い、吹奏楽を通して音楽活動を続けてきましたが、昨年度はコロナウイルスの影響で、所属していた楽団の練習や公演はすべてなくなりました。何も出来ないことがこんなにもつらいことなんだと実感しましたが、全国各地の演奏家の方々と一つの曲を仕上げる「テレワーク演奏会」に参加しました。吹奏楽団員として、「TOHO MARCHING BAND」の一員として、よりよい音楽を世界中に届けます。

人間健康学部代表・沖田有由さん(女子サッカー部)

 新型コロナウイルスの流行は私たちの生活様式に大きな変化をもたらしましたが、この大学で、新たな時代を切り拓く力を身につけていきたいと思います。勉学はもちろんのこと、女子サッカー部の一員として、自分自身を鼓舞する力を身に着けます。これまでのサッカー人生で、一度も日本一という頂に立てなかった悔しさをバネに、必ず「大学日本一」を成し遂げ、この愛知東邦大学に新たな歴史を刻みます。

経営学部代表・木野智尋さん(硬式野球部)

 入学前、コロナ禍の1年で、当たり前と思っていたことが、決して当たり前ではないということを実感しました。小さいころから甲子園出場が、自分にとっても家族にとっても最大の夢でしたが、戦わずして夢を叶えることができませんでした。「コロナ世代」とも呼ばれる私たちですが、優しさやたくましさも手に入れた気がします。入学式を共に迎えた仲間を大切にし、誇りをもって卒業していける世代でありたいと思います。

 

 

 

 

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