愛知東邦大学

2020.09.26

JFAが女子サッカー部の神谷選手をなでしこリーグ特別指定選手に認定

 愛知東邦大学女子サッカー部の神谷千菜(ちいな)選手(人間健康学部2年生)が、なでしこリーグ公式戦に出場できるJFA(日本サッカー協会)のなでしこリーグ特別指定選手に認定されました。神谷選手は大学に在籍したまま1部リーグの伊賀FCくノ一三重でプレーすることになりました。

 「なでしこリーグ特別指定選手制度」は、日本女子代表選手またはそれに準ずるレベルの選手の中から、日本サッカー協会女子委員会の認定を受けた選手が、所属チーム登録のままなでしこリーグ加盟チームで活動し、さらにその試合に出場することを可能にする制度です。

 2020年度は筑波大、帝京平成大、神奈川大から5選手が認定されており、9月25日付で神谷さんが新たに認定されました。

 神谷さんは聖カピタニオ女子高校出身。中学生時代から愛知東邦大学女子サッカー部の練習に加わっており、U20日本女子代表候補の合宿メンバー。U17W杯代表にも選ばれています。くノ一三重によると、リーグ登録の手続きが完了する10月以降の公式戦から出場が可能です。

 神谷さんは「入学した時から、なでしこリーグの舞台でプレーしたいと思っていました。伊賀FCくノ一三重から声がかかった時から、JFAの認定を待ち続けていたのでとてもうれしいです。

 目標にしている選手はINAC神戸の岩渕真奈選手ですが、大学サッカーとなでしこ1部リーグとではレベルが全然違うと思うので、まずは盗めるものを盗んで、徐々にチームで活躍できるように頑張りたいです」と抱負を語っています。

 愛知東邦大学にとって神谷選手は欠かせない主力選手。米澤好騎監督は、「なでしこの高いレベルでの体験を持ち込んでもらうことは、インカレ上位を狙う愛知東邦大学にとっても大きなプラスになります」と期待を寄せています。

 チームメイトたちもエールを送っています。高校(カピタニオ女子高校)の先輩でもある大瀧まゆうさん(教育学部4年)は「夢をかなえた千菜を誇りに思います。いいプレーをたくさん体験し東邦でも発揮してほしい」と祝福しています。

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